投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019 に投票しました

投票

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こんにちは、Misaki(@fpmisaki2)です。

 

今年もこの季節がやってきました。

そう、投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2019の投票期間です。

 

証券会社の宣伝やうたい文句に惑わされず、自分たちにとって本当に良いと思える投資信託を、投信ブロガーが選んで広めて行こう!

 

そんな趣旨のもと、2007年から行われているイベントです。

運営委員の皆様の努力の結果、イベントの知名度も投票者数も上がっていて、金融機関もこの順位を大きく意識するほどになっています。

 

Tsubasa
これから投資を始めたいけど、何を選んだらいいかよく分からない。

だって、ファンドの種類が多すぎるんだもの・・・

 

そんなお悩みをお持ちであれば、Fund of the Yearへランクインしているものの中から、ご自身のお好みにあうものをチョイスしてみてもいいですね。

 

現在はブロガーからの投票受付期間でして、2019年1月18日(土)に、Fund of the Year 2019の表彰式(結果発表)が行われます。

 

当日は、上位ファンドの表彰式が行われ、多くのブロガーや、投資に興味をお持ちの方が集まります。

 

ブログをやっていなくても、表彰式への参加はOKです!

身近に投資について語れる&相談できる人がいない・・・というお悩みをお持ちでしたら、勇気を出して参加してみてはいかがでしょうか?

参加者に声をかけてみれば、きっと、優しく相談に乗ってくれたり、話を聞いてくれるはずですよ。

 

現時点での最新ランキングは、こちらをご覧ください。

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018

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私が投票したファンドは、この2本

投信ブロガーとして、始めて投票に参加したのが昨年です。

その時に投票したファンドや、選定理由は当時の記事にまとめてあります。

 

2018年に投票した楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)は、コンセプトが好きなことには変わりがないんです。

本当にほったらかしで、株式と債券のバランスも取ってもらえるのですからね 😉 

 

投資に時間を割きたくないし、あんまり大きく値動きすると動揺する

 

そんな方には、使いやすいはずなのですが・・・・売れていない💦

純資産額が5.12億円しかありません。

 

じわじわと増えてはいますので、地道に積み立てをされている方が多いのでしょう。

つみたてNISAの対象となっていますので、そう簡単に早期償還をするとは思いませんが、それでもちょっと心配ですね。

ということで、悩んだあげく、今回は投票対象から外してしまいました。

 

2019年、私が投票したのは次の2本です。

【投票内訳】
3ポイント:e MAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
2ポイント:農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね

投票のルールは、1人5ポイントが持ち点となっていて、内訳は自由です。

5本のファンドに1ポイントずつ入れることもできますし、1つのファンドに5ポイントを投入することも可能です。

 

私はインデックスファンド1本、アクティブファンド1本に分けて投票することにしました。

 

e MAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を選んだワケ

このファンドは、2018年10月31日に設定されました。

なんと、Fund of the Year 2018の投票対象となる最終日に、設定されたんですねー 😉 

 

ギリギリでの設定にも関わらず、2018年の時点で第3位にランクインしたというツワモノです。

 

少し前までは、全世界の株式市場に広く投資をしようと思ったら、

  1. 日本株式のインデックスファンド
  2. 先進国株式のインデックスファンド
  3. 新興国株式のインデックスファンド

これらを10%、80%、10%の比率になるように買い続けていくという方法を取る必要がありました。

 

長い時間が経てば、値動きの幅によってバランスは崩れて行きますので、リバランスという作業が必要になります。

一部売るなり、足りなくなった分を買い増しするなりして、資産総額に占めるバランスをキープするわけですね。

 

この作業は、それほど頻繁に発生するわけではないですが、まぁ手間と言えば手間です。

ところが、このe MAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を買っておけば、そんな面倒なことをしなくても、全世界の株式市場をまるっと買い続けることができるんですね。

ただ黙々と積み立てを続ければいいだけなので、手間なく世界分散投資ができちゃいます。

オールカントリー

これが、オールカントリーの国別構成比率。

全世界に分散した場合でも、アメリカが半分以上を占めています!

 

信託報酬は、0.132%と低コスト。

純資産額も、きれいな右肩上がりで順調に増えています。

オールカントリー基準価格

要は、多くの人たちが買い続けていますので、ファンド自体が維持できなくなって早期償還をしちゃう可能性は低いだろうということです。

現状を見る限りは、安心して長期的におまかせできそうですね。

 

同じようなコンセプトの商品で低コストなものとしては、次の2本もあげられます。

  1. 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
  2. SBI・全世界株式インデックス・ファンド

これらは両方とも、海外ETFを活用しているのが特徴です。

楽天の方は、バンガードのETFに投資するシンプルなスタイル。

SBIの方は、3つのETFを組み合わせており、しかもちょっとマイナー(だけどコストは安い)ETFを活用することで、信託報酬を押さえています。

 

ただ、このように海外ETFを組み込んだ場合には、課税の面や取引コストなどにより、信託報酬以外のコストが膨らみやすいという特徴があります。

 

一方のe MAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、マザーファンドを通じて現物株に投資しているので、実質コスト面のでは圧倒的に有利です。

 

e MAXIS Slimシリーズは、「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」という商品コンセプトのもと、ライバル他社が信託報酬を引き下げた場合には、追随して業界最安値水準を維持しています。

その点でも、長期的に保有するうえでは安心感があると言えるでしょう。

 

 

ごちゃごちゃ面倒なことはやりたくないけど、幅広く分散投資をしたい!

そんな方に、おススメしやすい1本です。

Misaki
私自身も、つみたてNISAで絶賛積み立て中です。

楽天VTも買っていますが、現時点ではオールカントリーの方がパフォーマンスはいいですね!

農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね を選んだワケ

基本的に、投資をするならインデックス投資をコアに据えることをおススメしています。

 

長期的に相場を読み当て続けることは、本当に難しいことであり、それこそ不可能だ!というくらいで考えておいた方がいいですね。

 

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが公開した2018年のJapan Scorecardを見てみると、その意味が理解できます。

 

  • 過去10年の期間において、日本の大型株ファンドの63.19%、国際株式ファンドだと92.98%のアクティブファンドが市場平均に負けている。
  • 国際株式アクティブファンドの10年生存率は、66.67%しかない。

大多数のアクティブファンドは、市場平均を超えられていないという現状が分かります。

アクティブファンドは、独自の調査や分析を行い銘柄の選定をするため、どうしてもコストは高くなる。

それでも市場平均を上回るほどの圧倒的なパフォーマンスを出し続けられるファンドは、ほとんどないというのが現実なのでしょう。

 

私自身、投資のコアはインデックスファンドです。

ただ、投資への興味や関心を広げたいという観点から、運用方針に興味を持ったアクティブファンドを小さく買ってみています。

 

その中の1つが、農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね です。

このファンドは、Fund of the Year 2018で19位にランクインしていたことにより、その存在を知りました。

Misaki
トップ20の中で、唯一知らなかったファンドでした💦

ファンドの特徴としては、

  • 米国の上場株式を主要投資対象とする
  • 徹底した深い海外企業調査を行う
  • ①付加価値の高い産業、②圧倒的な競争的優位性、③長期的な潮流の3つの基準を満たす「構造的に強靭な企業(20~30社程度)」に長期厳選投資を行う

株価ではなく、企業価値に着目をして投資先を決めているという点に興味を持ちました。

強い会社を見つけて、みんなでそのオーナーになろうというスタンスですね。

企業価値

毎月の運用レポートもおもしろく、現地調査で得られた知見や保有株式を売却した理由などが、詳細に語られています。

Misaki
買っていなくても月次運用レポートを読むことはできますので、興味があればファンドのサイトをのぞいてみてください!

受益者向けの年次総会も行われており、受益者と運用者の両者から、一緒になって進んでいこうという想いも感じます。

 

確かにアクティブファンドが市場平均に勝ち続けるのは難しいでしょう。

その一方で、明確な理念を持ち、受益者と運用者がともに育てていくようなファンドが注目され、共感する人が投資をしていく環境が生まれることも、長期投資が根付いていくうえでは必要なのではないかと感じています。

 

私自身は、まだ積み立て始めてからの期間は短いのですが、興味深いファンドに出会わせていただいたFund of the Yearに敬意を表しつつ、今回投票をさせていただくことにしました。

 

まとめ-2019年は、どんなファンドがランクインするのかな

昨年の方が、なんとなくこのファンドが上位に来るのだろうな・・・という傾向が読めた気がします。

 

少しずつ慣れてくると忘れがちなのですが、始めて投資をしようと思ったときには、とにかくやることや考えることが多く感じられるものです。

 

実際に買う商品を選ぶころには、もうグッタリ。
なんなら、証券口座を開設したところで、ギブアップをしてしまいそうなくらいです。

 

そんなとき、(いい意味で)ある程度絞り込まれた中から選べるのって、本当にありがたいことですね。
Fund of the Yearを見ることで、商品選びの悩みが軽くなると思います。

 

もし余力があれば、複数年の結果をのぞいて見てください。

選ばれる傾向や、長期的に支持されているファンドが見えてきます。

 

なかなか1位にはならないけど、常に上位をキープしている。

長期投資という観点に立つと、そんなファンドの方が気になる方もいるでしょう。

 

大きく失敗することなく、自分のお好みにあったファンドに出会うために、ぜひFund of the Yearを活用してみてくださいね。

 

個人的には、今まで知らなったけど、実はおもしろい!
そんなファンドにも出会いたいと思っています。

1票でも入っていれば、公式サイトにリストアップされていますので、こちらものぞいてみてはいかがでしょうか?

 

2018年 11位以降

 

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大空みさき
はじめまして、大空みさきです。

「お金のことを知ることが、実は最強の投資術。」
ふつうの会社員だった私が、生命保険の値上がり宣告をきっかけにFPの資格を取って、たどり着いた結論です。

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