しがらみゼロのFPブロガーMisaki(@fpmisaki2)です。
レベルの差はあっても、誰もが活用しているお買い物でのポイント。
多くの方の意識が高まり、ポイントが付くかどうかを考えながらお買い物をされる方も多いです。
もちろん、私自身もしっかりポイント活用にいそしんでいます 😉
マイレージ、クレカポイントなど、それぞれに上手な貯め方があり、みなさま工夫されていることでしょう。
ですが、ちょっと違った視点から、貯まるポイントを増やすことが可能なことはご存知でしょうか?
それは、広告系ポイントサイトの併用です。
ただ、この方法を取るときには、十分にリサーチしてから利用しなければなりません。
優良なサイトもあるのですが、中には怪しいサイトも紛れ込んでいます。
ポイント欲しさに、やみくもに利用するのは非常に危険ですが、ちゃんと選べばポイント倍増も期待できますよ!
広告系ポイントサイトの仕組みとは?
ポイントサイトは、「お小遣いサイト」と呼ばれることもあります。
利用者は、サイト内でゲームをしたり、アンケートに答えたり、銀行口座を開設したりすると、内容に応じてサイト独自のポイントが付与されます。
このポイントが一定数貯まると、現金で振り込みをしてもらったり、マイルや共通ポイントに交換できるという仕組みです。
でも、こんなことしても、サイト運営者は何の得にもならないよね?
不思議に思う方も多いのではないでしょうか。
もちろん、そこにはきちんと理由があります。
例えば、「某銀行の口座を開設すると、3,000ポイントもらえる(1ポイント=1円)」というバナー広告があったとします。
この広告から、口座開設の申し込みがあり、無事に口座が開設された場合、銀行はサイト運営者に対して、5,000円の広告料を支払います。
その中から、3,000円相当分は、利用者にポイントを与えてしまいますが、残り2,000円分はサイト運営者の儲けになります。
利用者とサイト運営者の取り分の比率は分かりませんので、金額は仮の設定です。
要は、広告料収入の一部を利用者に還元する仕組みを作ることで、サイトの利用者を増やすというビジネスモデルなのですね 😀
よく、アプリをダウンロードすれば、ポイントがもらえるというサイトがありますが、これも同じです。
アプリを広めたい広告主が出したお金の一部が、利用者に還元されているわけです。
ですので、正しく運営されていれば、ポイントサイト運営者と利用者はWin-Winの関係になります。
もちろん、広告主だって、お金を払ってでもお客を獲得したいから登録するわけですから、結果として三者とも利益を得ていることになります。
一方、利用者がもらえるのはポイントでしかありませんので、換金できなければ何の意味もないですよね。
悪質なサイトの場合、換金へのハードルが高く、全然交換できない場合があります 👿
この場合、広告主から受け取ったお金は、サイト運営者が全て持って行きます。
こういう悪質サイトに引っかからないように注意をしなければなりません。
悪質なサイトによくあるパターン
ポイントサイトは、考え方や仕組みとしては悪いものではありません。
ですが、悪質なサイトが多数あることで、きちんと運営しているサイトも怪しく見えてしまうのは残念なところです。
まずは、悪質なサイトの特徴を理解しておき、ひっかからないように注意しましょう!
運営会社が明示されていない
例えば、〇〇運営事務局とか、△✕事務局とか、会社名が明示されていないサイトがあります。
これは確実に怪しいです。会社名がちゃんと書かれているか、その会社は存在しているか、という点は要チェックです。
ポイントの有効期限が短い
ポイントは、換金できなければ、ただの数値です。
そのため、ポイントの有効期限を短くすることで、失効させることを狙った悪質サイトがあります。
半年以下の有効期限だとしたら、利用しないでおいた方がいいでしょう。
ポイントの換金(または共通ポイントへの交換)へのハードルが高い
ありがちなのは、ポイントの最低換金額設定が高いパターンです。
優良なポイントサイトであれば、500円以下で換金が可能ですが、悪質なサイトだと5,000円以上にならないと換金できなかったりします。
中には、15,000円とか、わけが分からないハードルを設定しているサイトもあります 😡
5,000円分のポイントを貯めるには、とても時間がかかります。
やっと貯めたとしても、また5,000円貯まるまでは換金できない・・・これでは、意味がありませんね。
そして、リタイアする方が多くなり、企業からの広告料は、まるっとサイト運営者のポケットに入っていくのです。
また、サイトに登録したときにもらえるポイントが、異常に高い場合も要注意です。
1ポイント=1円という設定になっているとは限りません。
入会ポイントにつられて入っても、結果としてものすごいポイント数を稼がないと換金できない仕組みになっていたりします。
セキュリティ対策がなされていない
ポイントサイトを利用する場合、ログイン情報やクレジット情報などの個人情報を登録することになります。
情報を暗号化するSSLを導入していないサイトは問題外ですので、絶対に利用してはいけません。
迷惑メールが大量に届く
登録する際に入力したメールアドレスが悪用され、出会い系サイトなどの迷惑メールが大量に来るケースもあります。
退会の方法が分からない(または退会できない)
サイト登録後、退会したくても退会できないというパターンにはまってしまうこともあります。
この場合、永遠に悪質ポイントサイトからの広告メールが届き続けてしまいます。
これらが、悪質ポイントサイトの見分け方です。
このようなポイントサイトには、絶対に手を出してはいけません。
見るべきポイントを、しっかり押さえておきましょう。
優良なポイントサイトは、いったいどこなの?
怖い話ばかりをしてしまいましたが、優良なポイントサイトはきちんと存在しています。
有名どころをあげておくと、
です。
この中でも、ゲームよりもポイント稼ぎに特化していることから、おすすめしやすいのが「ハピタス」です。
私が、現在実際に使っているのは、ハピタス1本なので、他のポイントサイトについては、実体験に基づくご紹介はできません。ごめんなさい 🙁
まずは、ハピタスが怪しいサイトに該当しないか、チェックが重要ですので、見ていきましょう。
株式会社オズビジョンは、2006年に設立された会社です。
設立以来、10年連続で増収増益を達成するなど、成長過程にある会社です。
ハピタスの会員数は約160万人、提携ショップ数は約3,000社と、利用者数も多いです。
その他のサービスとしては、キュレーションサイトの「Letas」を運営しています。
ポイントの有効期限はありません。ただし、12か月間一度もログインをしなければ、会員資格自体が失効します。
つまり、ログインさえしておけば、ポイントが消えることはありません。
300ポイントから、現金や共通ポイントへの交換が可能です。ちなみに、1ポイント=1円なので、分かりやすいですね。
SSL認証は行われていますし、プライバシーマークを取得し、JIPC(日本インターネットポイント協議会)へも参加していますので、セキュリティ対策面でも安心できます。
ハピタスから届くメールは1日2通程度。嫌になるような通数ではありません。
なんなら、楽天カードの方がメールが多くてめんどくさい。
退会方法も、検索すればすぐに見つけられます。
まだ退会手続きはしていませんが、退会用サイトへの入口を見る限り、それほど難しい作業ではなさそうです。
以上のように、怪しいサイトではないことが確認できました。
最初はそれでも不安でしたが、独立系で相談料だけで仕事をしているFPさんでも、利用をお薦めしている方がいらっしゃいましたので、私も恐る恐る使ってみたわけです 😉
結果は、使ってみてよかったです!
もう少し早く知っていたらなぁ・・・と思ったくらいです。
ただ、1つ不満なのが、サイトの色使い。
見ていただくと分かるのですが、カラシ色(?!)のサイトで、かつ色が強めの広告が貼られているので、目がチカチカします 🙁
もう少し、おとなしいサイトデザインになったらいいのですが。
このバナーは、目に優しいんですけどね(苦笑)
まとめ
あんまりなじみがなかったり、ちょっと怖い気がする「ポイントサイト」。
上手な選び方を知っていれば、安心して活用することができますね。
実は、陸マイラーと呼ばれる、飛行機に乗らずにマイルをがっちり貯めている方々の間では、ハピタスは有名なサイトです。
まさに、「知ってる人はトクをする」パターンですね。
企業の商品やサービスは、広告料も上乗せされて価格が設定されています。
つまり、広告費がバックされる仕組みは、使わないとソンだと言えます。
実際のハピタス活用術については、関連記事をご覧ください。
皆さまも、安全な広告系ポイントサイトを上手に活用してみてくださいね!