早いもので、2022年も終わりを迎えますね!
なんとなく、2022年は暗いニュースが多かった1年のように思います。
個人的には、意外と日本の個別株が検討してくれた1年でした。
配当目的なので売りませんが(笑)
そんな中、個人投資家的にうれしいビックニュースは、やはり「NISA恒久化」でしょう。
しかも、投資可能な枠も大幅に拡大するという、全部乗せ状態の改正案が通ったのです。
SNS上でも、大変な盛り上がりになりました!
そんな、誰もが泣いて喜ぶ新しいNISAの概要について知りたい方は、こちらの記事でご確認ください♪
さてさて、私がこのブログを始めたのは、2018年2月16日でした。
つみたてNISAのスタートとほぼ同じ時期に「ブロガー」デビューをしたわけです。
以降、5年間、投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year にも投票をさせていただいています。
年を重ねたら、使い勝手がいいんだけどねぇ・・・
他にも、目立たぬところでwebライティングのお仕事をさせていただいたり、FP相談(個別相談&年間契約)のご依頼をいただくことも増えてくるなど、会社員だけをやっていたのでは経験できないような機会に恵まれ、それが広がっていった5年間でした。
加えて、本業の方も忙しくなってしまいまして・・・
ぜーぜー言いながらも、楽しく複業ライフを過ごしています♪
やっぱり、自分がやったことに対して、ダイレクトに喜んでもらっている姿が見られるのは嬉しいかも。
ただ、いつまでもこのペースでは動けないぞ(年には勝てない)・・・というのも実感しているけれど💦
そんな感じで、私にとっては、「とにかく時間が貴重」という1年でした。
なので、株式投資は完全に放置!
ろくに株価もみていませんでした・・・
そんな、ズボラさんでも全く問題がない。
むしろ、ズボラなくらいがちょうどいいのが、ほったらかし投資の定番「つみたてNISA」です。
全く口座を見なくても、いっさい構ってあげなくても、サボることなく働いてくれます。
1年目から2年目に変わるときに、積み立て対象の商品を選びなおしましたが、
それ以降は、投資比率も全く変更していません。
もちろん、売却もしていません。
そんな感じで続けてきた(=放置してきた)5年間の成果について、年末のタイミングを節目として振り返ってみることにしたいと思います。
私が飽きるよりも前に、まさかの「つみたてNISA」制度が無くなってしまうというオチになりました(笑)
同じことを淡々と繰り返すのって、簡単そうに見えて、意外と難しいものなんですよね。
続けていくとどうなるか、実際の体験談を可視化しておくことで、これから続ける方のモチベーションにつながればいいなと思っています。
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2022年に、私が「つみたてNISA」で購入した商品
私が2022年につみたてをした商品は、全部で6種類です。
といっても、4年間、まったく同じなんですけどね・・・
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
全世界株式から、国内株式まで。
節操なく、いろんなファンドを均等買いしています。
ただ、6種類への均等配分ですと、合計が39万6,000円となってしまいますので、4,000円枠があまります。
そのため、ボーナス設定で6月&12月に2,000円ずつeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を買うという微調整を入れています。
5年トータルでは、やっぱり米国が強かったけど・・・
このように、私は(あえて)4タイプの投資信託に分散投資をしています。
- 米国株式
- 先進国株式
- 全世界株式
- 国内株式
正直言って、こういうことをすると資産全体の比率は崩れます。
手数料の低い、なんちゃってアクティブファンドを自分で作っているような状態ですね。
しかも、つみたてNISA内でのスイッチングはできませんので、比率はどんどん崩れていきます・・・
「全世界に投資をする」などというように、軸を決めて投資をするなら、それにみあったファンドに集約する方が合理的です。
それは分かりつつも、「指数やファンドによって、実際にどれくらい成績が違うのか、比べてみてみたいなぁ」という好奇心も手伝って、このような投資を続けてきています。
まずは、4タイプの指数について、2019年から4年間でのパフォーマンスを比較してみましょう。
全て、eMAXISシリーズで統一しておきます。
※2018年時点ではなかったファンドもあるので、起点を2019年1月1日にしています。
4年トータルで見れば、やはり米国株がトップですね。
米国株式は、なんと4年間で倍以上になっています。米国株投資家が増えるのも頷けますね。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) +114.98%
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス +99.94%
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) +87.61%
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) +50.98%
では、2022年1年間で見てみるとどうでしょうか。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ▲6.14%
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス ▲5.41%
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) ▲5.69%
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) ▲8.43%
上昇でも加工でもない、ヨコヨコの状態だったというのが分かりますね。
最終的には、全てがマイナスで終わったという結果でした。
1年前(=4年目)は、全てがプラスになり、イケイケの結果だったのが嘘のようです。
さて、これまでは米国株一強!という感じ経ったのですが、今年だけを切り取ると、実は先進国株式インデックスの方が成績が良いという結果でした。
(良いとは言っても、マイナスですけどね・・・)
ベストバイストックの企画で拝見したローンウルフさんの記事によると、イギリスのパフォーマンスが、相対的に見て良かったようです。
そして・・・今年だけで見ても、やっぱり残念な国内株・・・
やはり国内株は、指数に投資をするというよりも、個別銘柄を選定して投資をしていくのが良いということでしょう。
いずれにしても、ここから学べることは、
いつもいいときばかりではなく、低調な時期もあるよということです。
それでも続けていれば、徐々に右肩上がりになっていく。
腰を据えて、しっかり我慢をした「ご褒美」として、株価の上昇の恩恵が受けられるというところでしょうか。
要は、めげずにしっかり続けよう!という一言でまとめられてしまいます。
これって、言葉でいうのはカンタンですけど、いざ自分の資産が減ると、そんなに冷静ではいられなくなるものですよね。
実際に毎年のデータを見ておくことで、続けることの大切さや、多少の増減ではびくともしない鈍感力の大切さが実感できるようになります。
つみたて5年目の成果は、やっぱり上々♪
チャート比較は、あくまでも基準日からのパフォーマンスが見られるものですよね。
実際には、毎月コツコツと積み立てをしていますので、チャート通りの成果が出るわけではありません(当たり前ですが)。
ということで、5年間積立を続けたら、リアルにどのようなパフォーマンスになっているの?という点を見ておきたいと思います。
じゃかじゃかじゃか・・・じゃん!
ちょっとだけ補足をしておきますと、2018年だけは違うファンドに投資をしていました。
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 33%
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 33%
- 楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天VT)17%
- ひふみプラス 17%
しかも、毎月ではなく、「毎日」積立をしていたので、月○○円という表現がしにくく・・・
そんな事情により、ひふみプラスもちょっぴり入っています。
5年積み立てたファンドと、4年積み立てたファンドがあるというのも、要注意ポイントです。
さて、改めて損益の状況を見てみましょう。
どのファンドも、年初来で見るとマイナスですが、5年トータルで見るとプラスですね。
積立期間が1年短いにも関わらず、私のイチオシちゃんの「Slim S&P500」は、保有銘柄の中で最も高いリターンとなっています。
楽天・全米株式とは、ベンチマークが違うので単純比較はできませんが、コスト差が影響を与えているのかなと考えています。
先進国株式が第2位になっているのは、投資期間が1年長いことが影響しているのでしょう。
やはり、少しでも長く、投資を続けるのが良いということですね。
国内株と比べて、ひふみプラスがだいぶマイナスだけど、いったいどうした??
これを受けてか、ひふみ投信の運用責任者に、藤野英人さんが復帰したんだよね。
パフォーマンスには差がありますが、基本的には、世界分散をしていれば、しっかり資産を増やすことができているという見方をして良いのだと思います。
国内株式に投資をした場合でも、25%程度は増えていますので、預金に置いておくだけよりは良かったというところでしょうか。
余計なことをせずに、黙ってSlim S&P500に絞って投資をするのが正解だったということでしょうが、これはあくまでも結果論。
今後も同じような成果が出るとは限りません。
それも踏まえて、自分が何に投資をしていくのかを、決めていくしかないということですね。
一般的に見たら、上手な(効率的な)投資方法ではないのでしょうが、
それでも、何もせずに放置をしているだけで、5年間で55万円程度の含み益が出たということです。
こんなにありがたいことはありません!
「足るを知るものは富む」
こんなことわざがありますね。
自分に「何かが無い」という状況を、悲観的に捉えるのではなく、自分にとって必要なものや、自分の本来のあり方を理解するのが大事だよってことです。
そんな気持ちを忘れずに、のんびりコツコツと、市場に居続けようと思います。
さて、2024年から「新しいNISA」がスタートします。
2023年は、もう1年同じことを続けるという選択肢もあったのですが、いろいろ考えて、一般NISAで積み立てを行うことにしました。
そのため、この(勝手にやっている)検証計画は、第二フェーズに移行します。
5年間積み立てた商品たちを、あと15年間放置したらどうなるの?
このような検証にテーマを切り替えて、年末の定点観測を続けて行こうと思っています。
つみたてNISAの使い方のルールは、今のところ変更なしです!
20年経ったら売却して、旅行に行ったり、美味しいものを食べたりする「老後の自分へのご褒美枠」にしたいと思っています。
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