宅建士資格試験の勉強法-前編

目指せ宅建士

宅建士資格試験は、過去問を徹底的に解き、理解をすることができれば合格ラインに達することができます。

勉強法自体は実にシンプルですし、詳しくまとめたサイトも数多く存在しています。

 

そこで、ここでは私が実際に行った勉強法と、それを踏まえて今の私ならどうするか?という視点も交えながら、まとめて行くことにしたいと思います。

勉強法には、人それぞれ向き不向きがありますので、いろいろなパターンをご覧いただき、自分の役に立つものだけを上手に取り入れていってくださいね 😉 

 

2017年4月、学習スタート-前半期

さて、そもそも私はFP1級学科試験の受検に向けて勉強をしていました。

ですが、FP1級の試験範囲が広すぎて、得意分野がない私には不利だと判断し、得意分野を作るために宅建士資格試験を受けることに決めたという経緯があります。

 

そのため、

  • 前半期:4月-5月中旬(1か月半)
  • 後半期:9月中旬-10月中旬(1か月)

だけが、宅建士資格試験の対策にあてられる期間でした。

 

約2か月半の学習期間を長いと見るか、短いと見るかは、人それぞれでしょうが、FPの勉強をしていた分、税金など最初から分かっていた部分もありましたので、その点は差し引いて考える必要があります。

 

とにかく、効率よく学習する必要があることは間違いないと思いましたので、勉強に取りかかる前にネットで調べられる勉強法をたくさん見てみるところからスタートしました。

集約すると、

  • 過去問演習が大事
  • 民法はテキストだけでは不足する
  • 予想問題集&模擬試験を受けておくといい

というご意見が多かったので、それを参考に計画を立てました。

 

この時点で利用したテキストなど

最初に準備したのは、

  1. わかって合格る宅建士 基本テキスト2017年度版
  2. わかって合格る宅建士 過去問12年PLUS
  3. 民法がわかった

の3点です。

宅建士のテキストは販売が早く、3月終わりごろの時点でも、ちゃんと最新版が出ていました。

この辺は、テキスト難民になるFP1級とは違って、とってもやりやすいです 😉

 

ただし、時間の都合でテキストには反映されていない法改正情報がありますので、付属しているハガキで『宅建士Vクラブ』に登録すると、受け取れるようになっていました。

もし、わかって合格るシリーズを使う場合には、忘れずに登録しておきましょう。

 

また、問48に統計問題があるのですが、これは最新の統計情報に基づき出題されます。

7月下旬になると、TACのサイトからダウンロードができるようになりますので、統計問題は当面放置しておきます。

統計問題と聞くと、身構えてしまいがちですが、そんなに難しい問題は出ません。

むしろ得点源にできる項目ですので、試験が近くなったらしっかり対策しましょう。

 

テキストの利用方法

推奨されている勉強方法は、大きく2つに分かれていて、

  1. 問題数が多くて分かりやすい、宅建業法から始める
  2. 理解に時間がかかる権利関係(民法等)から始める

のどちらかです。

 

それを踏まえつつ、私は、

  1. 全体像を把握するために、テキストを最初から1回通しで読む。
  2. 一番古い過去問を、とりあえずやってみる

という手順で学習をはじめてみました。

 

1番目のテキストを読んでいる段階では、分かったような気分になります。

分かりやすい表現で書かれているので、とりあえず読み進めるだけなら、それほど不安はありません。むしろ、「どうにかなるんじゃない!」と(勝手に)希望が見えてきます。

そんな調子に乗った状態で、過去問を1年分やってみたのですが・・・

 

分かりやすい文体で書かれているテキストとは異なり、実に読みにくい 👿 

 

3行程度の文章なのに、どこが区切りなのか、登場人物の相関関係はどうなっているのか、読んでいるうちにごちゃごちゃしてきて一度ですっと頭に入ってこないんです。

これは、テキストで自分を甘やかしていたままでは危険だなと感じましたので、過去問学習メインに軌道修正することに。

後半5年分を答えを見ながら解き、分からない点は関係する部分のテキストを読むという流れに変えてみました。

 

ここまでが、実際に私がやってきた方法ですが、今の私でしたら、

  1. テキストを通しで1周読み、全体像を把握する。
  2. 直近の過去問から順に、宅建業法を12年分、答えを見ながら解いていく
  3. 宅建業法と並行して、「民法がわかった」を2~3回読んでおく
  4. 権利関係の過去問を、答えを見ながら解いていく
  5. 残りの過去問を、答えを見ながら解いていく

という順序で進めていきます。

宅建業法は、全部で20問も出題されます。ここでどれだけ点数を稼げるかが、合否のポイントとなってきますので、早めに学習を始めておきたいところです。

とはいえ、民法は理解するまでに時間がかかるのは間違いないですし、ある意味、他の受験生と差がつくポイントでもあります。

そのため、民法の入門書を読むというところだけは先に進めておき、過去問に取り組みやすい状態を作っておくことで、両方の特性をカバーしつつ、効率的に学習が進められると思います。

 

過去問の利用方法

当時の私は、素直に問1から順番に解き続けていました。

また、直近の問題を力試し用にとっておきたくて、あえて古いものから順番に進めていました。

 

ですが、今の私なら、この方法は取りません。

実際に過去問を解き続けていくと分かるのですが、宅建業法は、4択問題を1問ずつの〇✕問題に見立てると、同じような問題が何度も出てきます。

どの分野がよく出題されているのか、傾向を把握することができますし、結果的に繰り返し学習になりますので、過去問はジャンル別に複数年分を解いていった方が、理解が早まります。

 

また、テキストの文章を読んで理解ができても意味がなく、試験問題文の癖に慣れる必要がありますので、過去問は早い段階で全て目を通してしまった方がいいです。

試験本番のように、時間を計って力試しをしたい場合には、予想問題集や模擬試験を利用すると割り切り、過去問=テキストとして使うのがいいでしょう。

 

問題の解き方に慣れておこう

宅建業法の中に、報酬額を計算する問題が出てきます。

宅建士資格試験では、電卓を持ち込むことができません。計算は、暗算または筆算で行うことになります。

そろばんをやっていたとか、フラッシュ暗算ができます! とかであればいいのですが、電卓やExcelに慣れきってしまっている方は、ちゃんと計算ができるように、実際に手を動かしておく必要があります。

消費税がからむ計算も出てきますので、掛け算・割り算の筆算のやり方を、しっかり思い出し、さくさく計算ができるようにしておきましょう。

 

また、特に民法ですが、問題文中に人物がA~Fくらいまで出てくることがあります。

関係性がごちゃごちゃしそうな問題の場合には、図式化して考える練習をしておくといいです。

「頭が混乱して、問題を読み直す」回数が減りますので、問題を解く時間の短縮につながります。

また、書いた図が残っていると、見直しの時にも有利です。

 

スマホアプリの使い方

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で紹介したスマホアプリは、スキマ時間の活用や苦手分野の克服のためには、とっても便利です。

ぜひ活用したいのですが、まずは市販されている問題集を1周回し、解説をきちんと読んでから、利用することをお勧めします。

 

もし法律が変わっていて、アプリの更新が追い付いていない場合、間違った知識をインプットしてしまう可能性があります。

10年(または12年)分の過去問を1周回していれば、スマホアプリの解説を読んで、あれっ、そうだっけ?と引っかかる可能性が高まります。

そういう時にきちんと調べて、正しい情報にたどり着けば、自分の知識として定着するので一石二鳥です 😉

 

まとめ

ここでは、私の前半戦の勉強法を振り返りつつ、「今ならどうする?」という視点でまとめてきました。

この後、いったんFP1級の勉強に戻り、残り1か月のラストスパート期間には、通信教育の「通勤講座」を活用しました。

 

後半戦の勉強方法や、通勤講座の特徴などについては、こちらをどうぞ。

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目指せ宅建士

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