投資をきっかけに働き方改革?-「世界一ラクなお金の増やし方」から考える、会社員とキャリアプラン

自由

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しがらみゼロのFPブロガーMisaki(@fpmisaki2)です。

 

インデックス投資を始めてしまうと、基本的にはヒマです。
やらなければならない「作業」は圧倒的に少ないです。

ただ、「作業がラク=何もしなくていい」ということではありません。

長い目でみれば、成長の可能性が高いと理屈では分かっていたとしても、それを心が受け入れるかどうかは別のお話しです。

 

インデックス投資は、市場の波をもろに受けることになります。

そのため、いい時も悪い時も「力を抜いて波に乗り続ける」感覚をつかむための知識&メンタル面でのトレーニングが必要だと感じています。

 

これは、自分自身が約2年、あれこれ投資をやってみながら感じたことです。
私が実際に投資を始めてからの、迷走記録はこちらをどうぞ!

 

欲望だったり迷いだったり、自分の心に向き合う必要性が生まれてきてしまいますので、必然的に、今現在インデックス投資を実践されている方、特に長年実践されている方が、どんなことを考え、どんなことをしてこられたのかについて、興味津々になるわけです 😀 

 

その過程で出会った本に、NightWalkerさんの著書「世界一ラクなお金の増やし方」があります。

インデックス投資の始め方から終わらせ方までの指南本という位置づけなのですが、それ以上に興味深かったのが、元サラリーマンだった著者がアーリーリタイアしてしまう経緯です。

投資で得られる本当の財産は何か?
仕事と投資を併用することで、キャリアプランは広がりを見せるのではないか?

そんなことを考えるきっかけになりましたので、ご紹介したいと思います。

特に30代後半から団塊ジュニア世代の方にとっては、今後のキャリアを考えるうえでのヒントが詰まっているように思います!

 

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アーリーリタイアの仕方が、とってもリアル

すごくお金持ちの家庭に生まれていて金融資産に余裕があるとか、もともと起業家としての才能がある天才肌の方とか、そういう雲の上の方のお話ではありません。

なんと、1ページ目でいきなり早期優遇退職制度の勧奨を受けるところから始まります。
普通であれば、恐怖と絶望の瞬間ではないでしょうか?

 

奥さんになんて伝えよう?

明日からの生活をどうしよう?

これから転職先は見つかるかな?

 

その時の年齢や、家族構成にもよるでしょうが、多くの方にとっては収入の不安に加えて、今まで会社のために尽くしてきた時間や労力は何だったのかと怒りすら湧いてくる、そんな場面が想像されます。

ただ、レベルの差はあれ、今後はこのような経験をする方が増えてくることでしょう。終身雇用・年功序列が当たり前の時代は終わりを迎えたと言えますから・・・

 

残念ながら年齢を重ねて行けばパフォーマンスが落ちてくるのは仕方がないですよね。
どんなに優秀な方でも、若いころと同じようなやり方はできなくなってきます。

AIの有効活用や働き方改革など、さまざまな要因により、キャリア変更を余儀なくされる可能性は、あちこちに転がっています

 

他人事ではなく、明日は我が身。

 

そう考えると、なんだか暗くなっちゃいそうですが、実はそんな話ではありません。
実にあっけらかんと、アーリーリタイアに踏み切ってしまっているのです 😛 

 

インデックス投資のおかげで、アーリーリタイアに踏み切れたワケ

NightWalkerさんは、10年くらいかけて淡々と運用してきたインデックス投資で、収入なしでも10年間は生活できるだけの資産を形成されていたそうです。

そして、年金のことなど、いろいろ考えながら計算した結果、感情的ではなく冷静に「なんとかなっちゃうな」と判断されています。

 

ふーん、インデックス投資って儲かるんだなぁ。いいなぁ。

 

そんな感想をお持ちかもしれませんが、少し深掘りが必要です。
よく読むと、もっと重要な事実が隠されています。

 

FPばりに、ライフプランが作成できている

ただ、お金があるからいいや! ではなく、年金や生活費など、もろもろの収支をしっかり分析して判断されているところが重要です。

 

例えば年金。
私は、今まで(老齢)年金のことはあまりブログで取り上げてきていません。
それにはわけがあって、今考えてもしょうがないから

 

年に1回、「ねんきん定期便」がお手元に届いていると思います。
実は、この内容、50歳以上と50歳未満では全然違うものなんです。

50歳未満の場合、今までに掛金を払った月数だけをベースに計算されているので、めちゃくちゃ低い額になっています。

ただし、遺族年金の概算を出すのには使えますので、チェックはしてくださいね!

 

これが、50歳を超えると、同じ条件で60歳まで加入したと仮定した見込み額が表示されるようになりますので、かなり現実的な金額に変わります。

こうした点もちゃんと押さえつつ、楽観的にも悲観的にもなりすぎない範囲で、自力で見積もって判断されているのが特徴です。

 

アーリーリタイア後の環境変化を、支出見積もりに反映している

今の支出を把握して、生活費のベースを計算するだけなら、比較的カンタンでしょう。
ですが、仕事を辞めることによって、減る支出もしっかりと反映させたうえで判断されているという特徴もあります。

 

仕事をしていることにより、出て行ってしまう交際費などって、けっこう多いはずです。

年齢を重ねるほど、役職を重ねるほど、多くなっていくものでしょう。

こういう「なくなるはず」の支出をしっかり分析することって、なかなかできることではありません。

 

要は、マネーリテラシーがめちゃくちゃ高い

普通なら、高いお金を払ってFPにライフプランを組んでもらうようなことを、しかも冷静な未来予測を交えた分析を含めて、自力でサクサクとされているわけですね。

 

長期的にインデックス投資を積み上げながら、お金にまつわる知識も積み上げ、「上手にお金と向き合う力」をつけてこられた結果なのだろうなと感じました。

 

金融資本と同時に、人的資本が積みあがる典型的なパターンだと言えます。

 

お金をたくさん持っているというだけではなく、マネーリテラシーがあったからこそ、きちんとした判断ができている。

この合わせ技が効いているという点は、忘れずにチェックしておきたいポイントです!

 

キャリアプランの選択肢は、広げられる

NightWalkerさんは、アーリーリタイアをされた後も、フリーランスとして「仕事」は続けておられます。
生活費としてこれだけ稼がなければ・・・という縛りがない分、自由度が高いお仕事をされているようです。

 

冷静に考えると、「お金はあっても、やりたいことがなくて時間だけがたっぷりある」という状態は、ある意味地獄だと思います。

そのため、著書の中でも、インプットの重要性を語っておられます。

ほったらかし投資であまった時間を上手に使って、興味のおもむくままにインプットすればいいと。

なんだか、大学で学ぶ意味に似ていますね 😉 

 

そもそも、インデックス投資を始めることで、お金にまつわる知識が積みあがるのはナゼでしょう?
単純に、「おもしろいから」だと思うんです。

 

不思議なもので、長期的にインデックス投資を続けている方は、生活費を抑えることや、生活防衛資金の重要性など、地味な部分にも目を向けて実践されています。
それも、苦しみながらではなく、楽しみながら上手に節約をしている感じがします。

かといって、ただお金を貯めることを目的にしているわけでもなく、使うべきところを押さえて使っているようにも感じます。

 

投資をきっかけとして、お金の上手な使い方を知ること自体が、おもしろくなってきくる。だから、いろいろ学びたくなる。

そんな循環が生まれているのではないかと思います。

 

これらのことには、アーリーリタイアをするかどうかは別としても、会社勤めをしている人にとっては重要な示唆が含まれていると思うのです。

 

会社という組織に所属できる時間には限りがあります。
その組織の中で、どのような役回りを与えられ、どのような未来が待っているのかは、40代後半くらいになると、だいたい見えてきてしまいますよね。

その未来が、納得できるものであればいいのですが、そうでもない場合も多いでしょう。
もしかしたら、望まないタイミングで放り出されてしまうかもしれません。

そんな時、会社に頼らなくても経済的に自立できる力があれば、その場に留まる選択も、新たな道に進む選択も、どちらを取ることもできるようになりますね。

 

まとめ

私は、もともと「今の職場がつぶれないという保証はないし、クビになったらつぶしがきかない仕事だから危ないよなぁ」という不安感だけは持っていました。

でも、「積極的な意味で、会社員から卒業できる力が付けられたらおもしろいよね!」という視点を持つことができるようになり、なんだか気が楽になりました 😀 

 

そんなこともあり、少々かたよった部分に焦点を当ててしまいましたが、つみたてNISAの始め方や、暴落のやり過ごし方など、インデックス投資に必要なことは、ひと通り網羅されている本です。

「サラリーマンが、ちょっと飲み屋でひっかけながら教えてもらう」というような感覚で、優しく投資初心者を後押ししてくれます。

 

堅苦しく考えずに、インデックス投資ってどんなもの? と興味をお持ちの方は、読んでみることをおススメします。

さらに、サラリーマン生活が長くなり、自分のキャリアプランについて漠然とした不安を持っている方にとっても、考えるきっかけを与えてくれると思いますよ。

 

 

こちらも、長期インデックス投資を始める前に、読んでおきたい1冊です!
あわせて読むと、共通点や違う部分が見えてきて、投資への向き合い方の軸がつかめます。

 

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大空みさき
はじめまして、大空みさきです。

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ふつうの会社員だった私が、生命保険の値上がり宣告をきっかけにFPの資格を取って、たどり着いた結論です。

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