はじめての確定申告ドキュメント【事前準備~税務署提出まで】あまりにもあっさりしていて拍子抜けするの巻

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しがらみゼロのFPブロガーMisaki(@fpmisaki2)です。

 

これは、私がはじめて確定申告というものにチャレンジした時の物語です。

FPのわりにはビビりすぎじゃない? というツッコミをお待ちしております 😎 

 

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はじめに 確定申告はやっぱりコワイ・・・ふるさと納税初年度は、ワンストップ特例で様子を見た

ふるさと納税をやってみたいなと思いつつ、正直なところ確定申告をするのが不安でした。

さらに、ホントに間違いなく控除されるの? とか妙な心配もしてみたり 😥

 

悩んだあげく、初めてふるさと納税にチャレンジした年は、上限枠まで使い切ることをあきらめました。

5自治体に限定し、ワンストップ特例を使って様子をみることにしたのです。

今、思えば弱気な選択だったなぁ。。。

 

~ちょっとおさらい~ 

ワンストップ特例制度とは?

  • 確定申告をしなくても、寄附金控除が受けられる制度です。
  • とってもかんたん!がウリですが、もちろん何もしなくていいわけではありません。
  • 使える条件があるので、注意が必要です。

 

ワンストップ特例を実際に使った場合、税金が戻ってくる方法が変わるので注意しましょう。詳しくはこちらをどうぞ!

 

さて、

毎年5月になると、「住民票課税決定通知書」というものが勤務先から送られてくるのはご覧になっていますでしょうか?

今後1年間の住民税がいくらになるか? ということが書かれた通知なのですが、

ふるさと納税をしている場合、寄附金控除額が摘要欄に記載されています

 

これをチェックすることで、無事に控除されていることを確認できます。

私は、これでやっと安心できたのでした(苦笑)
 

 

これですっかり自信もついたので、次は確定申告にチャレンジ! ということで、2017年は「5自治体」にこだわらず、最大限に控除枠を活用。

準備して、いざ税務署に提出したのが、2018年2月のことでした。

 

はじめての確定申告ドキュメント-事前準備編

・・・とものすごいタイトルを付けましたが、はっきり言ってたいしたことはしてません 😉

 

ふるさと納税をすると、自治体から「寄附金受領証明書」が届きます。 

届くタイミングはまちまちで、返礼品が先に届く自治体もあれば、受領証明書が来てからしばらく返礼品が届かない自治体もあります。 

 

とにかく、自治体からの郵便物が届いたら、「寄附金受領証明書」をなくさずに保管しておいてください。 

これだけで~す。

 

あるのは紛失のリスクぐらい。

私は、クリアケースにまとめて、すぐに取り出せるところに立てておくようにしています。 

 

出番まで1年近く寝かせることになりますので、「すぐにわかり、簡単に片づけられる場所」にしておいておくのがおすすめです。 

 

やっぱりワンストップ特例と迷うなぁという方は、とりあえずワンストップ特例申請書を自治体宛に送っておいてもいいでしょう。 

ただし、6自治体目に突入した瞬間、先に出したワンストップ特例は無意味になります。

ワンストップ特例申請をしておいた自治体の分も含めて、年間全ての寄附金について確定申告をしなければなりませんので、注意してください。 

 

また、他に確定申告が必要な項目が出てきた場合(例えば医療費控除とか)は、5自治体以内だったとしても、寄附金控除は確定申告に切り替えなくてはいけません。 

 

人生、何が起こるかわかりませんので、とにかく全ての「寄附金受領証明書」はなくさずにとっておいてくださいね。

事前準備編での一番のリスクは、控除証明書をどこに置いたか分からなくなることです(^^; 

 

はじめての確定申告ドキュメント-申告書作成編 

確定申告の期限は、1月~12月までの分について、翌年の2月16日~3月15日に行うというルールで、日程が固定されています。

※余談ですが、贈与税は2月1日~3月15日です。はじまりが少し早いですね。(FP試験でよく出るポイント♪)

 

確定申告書の作成・提出方法は、3種類ある

  • 税務署で用紙をもらって手書きする 
  • パソコンで入力し、プリントアウトして提出する(推奨) 
  • e-Taxを使って、電子的に提出する 

という3種類の方法があります。e-Taxについては、のちほどお話します。まずは、手書きとパソコン入力のそれぞれの特徴を見てみましょう。

 

用紙をもらって手書きする場合のチェックポイント

  • 国税庁のホームページからファイルをダウンロードする 
  • どこでもいいので、税務署に行って受け取る
  • 郵送してもらうよう、税務署に依頼する。 

という3パターンがあるのですが・・・

 

ホームページからダウンロードできる方は、パソコンで作成できるよねってことで、 実質、手書きの方は税務署に行くという選択肢になるのだと思います。 

 

確定申告シーズンは、目立つところに各種申請書が山積みになっています。

あまりの種類の多さに心が折れそうになるかもしれませんが、実際に使うのは少しだけです。

 

会社のそばでも、お出かけのついででも、どこの税務署でも構いませんので、近くにいる職員さんに「ふるさと納税の申告をしたい」と伝えましょう。

必要な書類を選んでくれますよ。

 

どうしても郵送で取り寄せたい場合は、必要な確定申告書類をメモ書きした紙と返信用封筒を添えて、郵送で申し込むと送ってもらえるようです。

ですが、まずは所轄税務署にお問い合わせをしてみてください。 

とても折り曲げて送れる分量ではありませんので、返送用封筒は、角2(横240mm✕縦332mm)サイズの封筒で、必要な切手を貼って準備することになると思います。

いくら分の切手が必要か分からないので、ちゃんと税務署に確認してくださいね! 

 

パソコンで入力し、プリントアウトして提出するのがおススメ

確定申告の時期になると「確定申告書作成コーナー」という作成ツールが使えるようになります。

画面の指示に従って入力して行けば、申告書が完成するという、とっても分かりやすい作りになっています。 

 

いったいどんな感じなの? 入力むずかしいんじゃないの? と不安な方は、こちらもご覧ください!

 

ちなみに、

自宅にプリンターがない方でも、コンビニプリントサービスを使えば大丈夫ですので、パソコン入力での作成をあきらめる必要はありませんよ。 

 

はじめての確定申告ドキュメント-確定申告書の提出方法を確認してみる

紙で準備した場合の提出方法は、

  • 税務署に持っていき、手渡し 
  • 税務署にある「時間外収集箱」に投函
  • 郵送する 

のいずれかとなります。

その他、e-Taxを使うという方法もありましたね。

 

郵送で提出する

確定申告書一式をプリントアウトすると、最後に「提出書類等のご案内」という用紙が出てきます。

その右下が、提出税務署送付用のラベルになっていますので、切り取ってのり付けすれば、宛名を書く手間が省けます。 

 

e-Taxを使って、電子的に提出する 

e-Taxを使うと、税務署に提出に行かずにパソコンだけで提出が完了できるので、国税庁としては使ってほしいのでしょうが・・・

  • マイナンバーカードの交付を受けていることが必須(通知カードではダメです) 
  • ICカードリーダライタを準備する必要がある(3,000円くらいします) 
  • 電子証明書を取得する手続きが必要 
  • 自分で5年間寄附金受領証明書を保管しておかなければならない 

というデメリットがあるので、最初は紙での提出から始めた方がいいと判断しました。 

 

なお、e-Taxの場合、証明書などの添付書類をスキャンして、電子データにして送ることが求められる場合がありますが、ふるさと納税の場合は省略可能です。

 

ただし、送付は必要ないものの、申告期限の日(=3月15日)から5年間は、税務署等から書類提示を求められたときのために保管をしておく義務があります。

 

私は、5年も家に置いておくのがイヤなので、税務署に提出しちゃうことにします(笑) 

 

はじめての確定申告ドキュメント-いざ税務署へ! 気合い入れて行ったのに、1分で終了。 

税務署は、通常は平日しかOPENしていません。

ですが、確定申告の時期は日曜日も臨時で受付をしている税務署があるんです。

お住いの場所によるので、所轄税務署のホームページで確認してみてください!

 

私の住まいの近くにある税務署は、日曜日も臨時開室していることが判明。

どんなもんだか見てみたかったこともあり、実際に税務署へ提出しに行ってきました。(確定申告が始まって、最初の日曜日です!) 

 

税務署につくと、1階の目立つところに、書類が平積みにされた配付コーナーと作成済みの人が提出する提出コーナーがありました。

3階には、実際に税務署の方に相談しながら作成ができる相談コーナーが設けられています。 

 

まだ2月で午前中だったからでしょうか、提出コーナーはすいていて、並ぶことなく受け付けてもらえました。

何か指摘されるかな? 質問されるかな? と、ドキドキしていましたが、

  1. 必要書類があるかどうか
  2. マイナンバーが間違っていないか

これくらいしか確認せず、あっという間に受付印を押した控えを返してくれて終了しました。

 

寄附金証明書も、合計額があっているかとか電卓でチェックすることもなく、パラパラとめくっていただけ。

時間にして1分くらい。一瞬のことでした。

 

あまりにもあっさりしすぎていて、拍子抜けしてしまったのが正直なところです 😯 

 

一方、相談コーナーには大行列ができていて、会場が3階なのに1階まで列が続いている始末。

しかも、列が動いている気配を感じません。ひとりひとりにかかる時間が長いのでしょう。

 

本当は、どんな感じかのぞいて見たかったのですが、たどり着くことすらできなかったので、あきらめました(笑)

 

ふるさと納税だけなら、相談コーナーを使わずに作成可能なので心配ありませんが、他の項目を合わせて申請するなど、込み入った内容になるときは、疑問点は早めに問い合わせてつぶしておいた方がよさそうです。

 

始まったばかりでこの調子ですから、3月の期限間近は激込みになることでしょう

確定申告するなら、お早めに 😉 

 

 

まとめ-イメージで決めつけず、やってみることが大事

いかがでしたか?

確定申告の流れと、そんなに怖がらなくてもよさそうだということはお分かりいただけたかなと思います。

 

お金と仲良くなるうえでは、税金の基礎知識は必修科目です。

特に会社員の場合は、税金を大きく意識しなくても日々を過ごせる仕組みになっているので、税金のことはワカラナイという方が多いと思います。

(はい、以前の私のことです!)

 

確定申告をすることで、納税への意識が高まります。

ふるさと納税は、その入口としてはとってもいい材料です。

 

実は、自分の知識が増えるという「投資効果」というおまけもついてくると考えると、確定申告もやってみたくなりませんか?

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ふつうの会社員だった私が、生命保険の値上がり宣告をきっかけにFPの資格を取って、たどり着いた結論です。

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