しがらみゼロのFPブロガーMisaki(@fpmisaki2)です。
学生の最大の特権と言えば、「自由に使える時間があること」。
この時間を上手に使えるかどうかは、今後の人生を大きく左右すると言っても過言ではありません。
今は、奨学金を借りながら、大学に行かれている方も多いはず。
未来のために投資をしているわけですから、なおさら大学生活を実りあるものにしたいところです。
大学で何をするべきか、一度しっかり考えてみると、その後の人生が変わります。奨学金を借りていてもいなくても、あわせて、こちらの記事もご覧ください!
もう一つ、学生の特権は、学割サービスを受けられること。
これも結構大きいです。
学生のうちはもちろんですが、社会人になってから確実に必要になるものを準備するのにも有効です。
将来に備えつつ、教養を深めるためにも、最大限に「学割」を活用しましょう。
そして・・・
実は社会人だって、「学割」を受けるチャンスがあります 😉
多くの大学には通信課程が用意されていて、社会人の方も働きながら学んでいます。
こうした方々も「学生」なので、学割サービスを受けることができるんです。
いざ仕事を始めてみると、こんなことを学んでおけばよかったなぁと思うことが出てくるはず。
もし、学びを深めたいと思ったら、上手に大学通信教育&学割を活用してみるのもおススメです。
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学割と言えば、JR。片道101km以上は運賃2割引
学割という言葉で、真っ先に思いつくのが電車代の割引でしょう。
今さら・・・と思うかもしれませんが、まずは基本から。
学割価格で新幹線などに乗るためには、大学の事務室で手続きをして、「学割証」を発行してもらう必要があります。
ここで割引になるのは運賃の部分のみ。新幹線の特急料金などはそのままです。
運賃は20%OFFですが、トータルで見ると、12%~13%程度の割引というところでしょう。
それでも、基本的に金券ショップで販売されてる回数券のバラ売りよりも安いです。学割と往復割引は併用されますので、往復割引の対象となる距離であれば、確実に学割の方がお得です。
通信教育課程の場合には、残念ながらJRの学割利用には制限があります。
単位を取るために必要な「スクーリング」と呼ばれる集中授業があるのですが、これに出席するために必要な交通費に限られます。
遊びに行くもの全てを学割に! というわけにはいきませんので、ご注意ください 😀
本を買うならAmazon Prime Student
Amazon Prime Studentに加入すれば、月々200円の会費で、マンガや雑誌、本、映画、音楽などのコンテンツが利用し放題になります。
さらに、最初の6か月間は月会費が無料で、最大4年間利用できます。留年したとしても、延長はされません 🙁
基本的には、Amazonプライム会員の格安版だと思っておけばOKなのですが、プラスアルファの特典もあります。
例えば、書籍を購入するときに10%ポイント還元がされますが、これはなかなか大きいです。
学生のうちは、本を買う機会が多いですからね!
学生かどうかの判断は、学籍番号の入力 or 学校発行のe-mailアドレスで行われます。
もちろん通信教育課程の学生でもOKです。
通信教育の場合には特に、教科書を自分で買って用意しなければならないパターンが多いので、お高い専門書を安く買えるのは大きいはずです。
Amazon Prime Student には、こちらから登録できますよ!
似たようなサービスに、楽天学割があるのですが、Amazonの方が使い勝手がいいので、ここでの説明は省略します。
興味がある方は、上記リンクをチェックしてみてください!
Microsoft Officeは無料かも! 買う前に要チェック
大学で学び始めると、WordやExcel、Power Pointを使う機会が出てきます。
もちろん、社会人になってからも、これらのスキルは必須ですし、上手に活用できるかどうかで仕事の効率は格段に変わります。
そんなMicrosoft Officeは、アカデミックパックという学割価格で格安で買うことができます。Office Professionalの半額程度になります。
これだけでもお得ですが、さらに大学によっては、オンライン版のOffice365 Educationというものに契約しています。
大学が契約していれば、所属学生は無料で最新版のofficeを使い続けられちゃいます 😯
もちろん、自分のパソコンにインストールできますよ!
これらの特権を組み合わせて、学生のうちは無料版を使っておき、卒業間際にアカデミックパックを買う・・・なんていう利用方法もありますね。
Office365 Educationは、通信教育課程の学生も使えることが多いです。
社会人学生の皆さまも、対象になっていないかチェックしてみてくださいね。
その他、Adobeのソフト利用料は最大60%OFF、Evernoteプレミアム1年分が50%OFFなんていう学割サービスもあります。
ソフトウェアやアプリケーションは、学割がないかチェックしてから買った方がいいですね。
パソコンだって、学割で買える
Appleの場合には、学生向けの専用購入サイトが用意されています。
MacBook Proが1万円くらい、iPadが2,000円くらいの値引きなので、ベストな方法かは微妙ですが、比較対象としてチェックしてみるといいでしょう。
Apple Care(保証プログラム)をつける場合には、5,000円くらい安くなるので、こちらはお得だと思います。
そのほか、DELLやMicrosoft Surfaceも学割がありますので、購入を検討している場合にはチェックしてみてくださいね。
大学図書館は本だけじゃない。データベースや新聞電子版も使える!
日経BP社には、BP学割というサービスが用意されています。
学校名と学籍番号を入力して手続きをすれば、日経ビジネスや日経トップリーダーなどの定期購読を学割価格で申し込むことができます。定価の70%くらいまで下がりますので、これはこれでお得です。
ただ、契約をする前にチェックしておきたいことがあります!
多くの大学では、各種新聞記事のデータベースや電子ジャーナルに、大学としてライセンス登録をしています。
その場合、特にお金を払わなくても、学生は図書館などのサイトを経由して閲覧することが可能です。
新聞電子版だけでなく、日経テレコンなどのデータベースや、West Law Japanなど、自分で利用したら相当額の費用が必要な情報を、タダで利用することができます。
こちらも、基本的には通信教育でも利用可能なところが多いです。
大学によって使えるコンテンツは違うので、どんなものが使えるのか、チェックしてみてください。
そのうえで、学割価格で購読する必要があるかを決めれば無駄がありません!
キャンパスメンバーズで、国立美術館が無料になる
所属大学が「キャンパスメンバーズ」に入会している場合、その学校の学生や教職員は展覧会を無料または割引料金で何度でも見られます。
- 東京国立近代美術館(本館)
- 国立西洋美術館
- 東京国立近代美術館(工芸館)
- 国立映画アーカイブ
- 京都国立近代美術館
- 国立国際美術館
これらはすべて無料です。
企画展の場合には、無料ではありませんが、100円~200円くらいの割引が適用されます。
学生証を提示するだけでOKですので、事前の手続きはいりません。
ご自身の大学が、加入しているかどうか、チェックしてみてくださいね!
カーシェアリングを使うなら、卒業間際に学生プランを利用しよう
例えば、タイムズ カープラスの場合、学生は入会後4年間の月額基本料が無料です。
入会月から4年間なので、卒業間際に登録すれば、社会人になってからしばらくの間は学生プランが続きます。
※条件はいつ変わるかわかりませんので、入会前にしっかり確認してから決めてくださいね!
カーシェアの場合には、学生プランで入会したら、その恩恵がしばらく続くパターンが多いようです。
ぜひ、上手に利用してみてください。
まとめ-情報収集は大事です
意外と学生の特権は多いのですが、使いこなせていない方が多数いらっしゃいます。
知ってる人が得をする、知らない人は損をする。
学生のうちに、情報収集能力をつけておけば、その後の人生で、お金を有効活用することができるようになります。
社会に出てからも、学び続けて人的資本を高めることが大事です。
そのための選択肢として、通信課程の大学を選択する可能性もありますよね。
その時には、学割が使えるんだ! ということも、知っておいてくださいね。
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