しがらみゼロのFPブロガーMisaki(@fpmisaki2)です。
私のブログタイトルは、「のんびりコツコツ投資生活」です。
投資って言葉が入っているので、もしかしたら、儲かる株の選び方とか、投資信託はこれさえ買えばOK! なんて情報を期待した方もいるかもしれませんね。
ですが、私がお伝えしたい「投資生活」というのは、情報や知恵・時間などを総合的に考えて、豊かな生活を送るために、お金とおともだちになることを指しています。
なので、非常に地味だったり、言われなくてもわかっているよ! ってことも、たくさんお話していきます。
少しでも多くの方が、お金に振り回される生活から、お金と上手に向き合う生活へシフトするきっかけが作れたらいいな。
そんな思いを持ちつつ、のんびりブログを書いています。
そこで、あいさつがてら、私が考えるお金との向き合い方についてお話してみたいと思います。
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はじめに-ブログへのチャレンジに至った理由
私は、ずっと浅いお金の知識のままで過ごしてきました。
もちろん、「貯金しとかなきゃ」とか、「ネットで最安値を調べて買う」とか、だれもが思いつく範囲のことは考えていましたが、
- 保険はみんなと同じように入るもの
- 会社の年末調整は、言われた書類をだしておくもの
- 振り込まれるお給料がもらったお金。増やす方法はない。
- とにかく貯金、定期預金が安心!
という状態でした。
そんな私が、ひょんなことからファイナンシャルプランナーの資格試験を受けてみようと思い立ち、出てくる専門用語に苦しみながら学び続けていくことに。
そして、「知らないって本当にソンだな~」と思い知らされることに。
(勉強するのが、めんどくさく感じることもときどきありましたが 😥 )
なんだかんだで勉強してよかったなぁと思う反面で、
- どうして、こういう大切なことが学校で学べないのかな?
- なんで、こうも専門用語や分かりにくい言い回しが多いのか?
- 人によって言うことが違うけど、いったい何が正しいのか?
という疑問がわいてきたのです。
例えば、「直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度」
要は、「家を買いたいなぁと思った時に、自分の親やおじいちゃんなどから購入資金の一部をもらった場合には、ある程度の贈与税を非課税にしてあげるよ!」ってことが言いたいわけです。
冷静に読めばイメージができるのですが、文字の圧が強すぎて、見ただけで嫌になっちゃうんですよね。
もちろん、細かい条件がたくさんあり、正確に理解しないと間違った判断をしてしまいますので注意が必要ですが、導入部分では、もう少しカンタンな表現でイメージをつかませて欲しいなぁと思っていたわけです。
せっかくファイナンシャルプランナーの資格を取ったのだから、腐らせとくのはもったいない!
ということで、「なるべく難しい言葉を使わずに、お金にまつわる基礎知識をお伝えすることができないか?」と考え、このブログを始めたのでした。
おカネの知識を身に付ける意義って、何だろう
今の大人世代のほとんどは、お金の話は人前でするんじゃない! と教えられてきていますよね。
でも、時代は変わりました。
年金を納めて銀行に貯金をし、一戸建てやマンションを買い、保証が充実した保険に入っておけば、老後は安泰!
そんな未来が待っていると、信じられますでしょうか?
だれもが、そうはいかないことを肌で感じています。
今まで私たちが当たり前のように見てきた、上の世代の人生モデルをマネするわけにはいかないんです。
さらに、今の子ども世代はもっと大変です。
超高齢化社会という、世界中でどこも体験していない未知の社会を生き抜かなければなりません。
まず私たちがしっかりとお金の知識を持てば、生活の安定化を図れますよね。
それを子ども世代へ教えていくことにより、「生き抜く力」という大きな武器を持たせてあげることもできるようになるのです。
パーソナルファイナンスって、とっても大事
また聞きなれない言葉が出てきました(苦笑)
アメリカでは、パーソナルファイナンスと言って、所得や貯蓄、投資、クレジット、ローン、金利など、日常生活で知っておくべきお金の知識を学問的に学ぶ仕組みが作られています。
それこそ、小学校ではクレジットカードや投資についてゲーム感覚で学んだり、中学校では株式や利子率、高校生では利回りやさまざまな金融商品というように、実践的な知識を身に付けているのです。
日本でも少しずつ取り組みは広がっていくのでしょうが、学校で教えることは多岐にわたっていて、先生方も手一杯。
学校教育でなんとかしてよねっていうのは、なかなか難しい。
それなら、楽しみながら学べるゲームを使ってみたりしながら、ご家庭で一緒に学ぶしかありません。
マネー教育の方法はいろいろとありますが、お金について学ぶうえで、いくつか参考になりそうなツールをご紹介してみます!
知るぽると
知るぽるとは、金融広報中央委員会のサイトです。お子さまへの教育用には、「お金のしつけ」というページでコンテンツが用意されています。
例えば、
- おかねのね 小学生向け。学び終わるとハンコが押されていきます。
- 10代のためのマネー入門 中高生向け。対話形式で分かりやすくなってます。
などは使い勝手がいいです。
知るぽるとは、大人がお金の基礎知識を学ぶのにも、とてもいいサイトです。
広報誌のくらし塾 きんゆう塾や、ちょっとしたスキマ時間に読むのにいいLet’s チョイ読み!など、いろいろのぞいて見てくださいね 😉
キャッシュフロー フォー・キッズ 日本語版
「金持ち父さん貧乏父さん」の著者である、ロバート・キヨサキが考案したゲームの子ども版です。
ちょっと高いのは難点ですが、楽しみながら実践的に学べてしまいます。
なんと、頭金、株式、財務諸表、なんていう金融関係の用語が続々と出てくるんですよ!
こういう言葉に子どものころから慣れ親しんでいるだけでも、全然違いますよね。
本好きのお子様なら、楽しみながら学べる小説を渡してみるのもいいですね。
著者が、ご自分のお子様の教育向けに書いた「家庭内連載」という異色の作品ですので、読んでいて楽しめます!
その他にも、
ファイナンシャルプランナーによる、保護者と子ども向けの金銭教育セミナーや高校生向けのセミナーも少しづつ増えてきています。
親子の間だけでは、教育がむずかしい側面もありますよね。
お近くで開催されていないか、探してみてもいいでしょう!
自分のことは自分で。
子どもたちも自立でき、親世代も子どもに頼らず生きていけるように。
これこそが、未来を生き抜くために大事な考え方なのではないでしょうか。
そのための知恵を身に付けることこそが、最大の投資だと考えています。
おわりに-本当に有益な投資とは?
今まで投資をしたことがない方が、「投資」という言葉から、ぱっと思い浮かぶものは、
- 初心者が年100万円株で稼ぐ方法
- 投資信託で毎月5万円の不労所得を得よう
- FXトレーダーが一気に3億円稼いだ手法
などなど、いわゆるリスク資産というものを活用して、大もうけするぞっていうイメージではないでしょうか?
なので、
- 楽して一攫千金!など、ギャンブル感覚になってしまう方。
- 逆に、うさん臭い!と全てを否定してしまう方。
どちらもいらっしゃると思います。
そして、どちらもソンをする危険性があります。
まず、絶対に忘れてはいけないのは、金融商品による投資には必ずリスクが伴うということ。
リスクゼロで大儲け! なんていうものは、詐欺の可能性も疑った方がいいです。
活用する場合には、自分で理解・納得できるものを選び、必ず余裕資金を使ってはじめてくださいね。
生活費をぜんぶ株に突っ込んで勝負!となってしまったら、ただのギャンブルです。
じゃあ、やっぱり怖いから全部預金しよう 😀
実はこれも、お金の利用価値を下げていることにつながります。
定期預金の金利は年率0.01%。
100万円預けて、100円しか増えませんね。
ATMからの引き出し手数料で、あっという間に消えていきます。
一方、投資信託を活用して、複数の資産を「長期」「分散」「積立」で保有すると、過去の実績から想定すると利回りは3~5%程度が見込めたりします。
この違いは大きいですよね。
なので、ぜんぶ預金にしておくのも、おカネを増やす機会を失っているという意味では、ソンをしていると言えます。
お金を守りながら、一部には上手に働いてもらう
それが投資の基本的な使い方です。
さあ、まずはお金とお友達になることから始めましょう。
後編では、投資をはじめる手順や、ライフプランの重要性についてお伝えしていきますね。
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