しがらみゼロのFPブロガーMisaki(@fpmisaki2)です。
- 預金だけでなく、投資もしてみよう!
- 長期・分散・積立投資がおススメ
- つみたてNISAは、厳選された商品がそろっているらしい
そんなことを言われたって、やっぱり投資は怖いし、どんな商品を選んだらいいか分からない。
そう、何事においても、新しいことに踏み出すときには勇気と後押しが必要ですね 😉
正直、私自身も、投資を始めたときには、けっこうな勇気をふり絞りました(笑)
今、この記事を書いているのは2018年10月。
2018年1月につみたてNISAが始まってから、まだ1年も経過していません。
長期投資の実例としては、あまりにも期間が短すぎますが、現在私が選んでいるファンドの状況と、なぜそのファンドを選んだのかをまとめてみたいと思います。
他の人がいったいどんなことを考えて選んでいるのか?
その結果、現時点ではどうなっているのか?
どんなことを考えているのか?
具体例を見れば、イメージが膨らみやすくなるかもしれません。
これから積立投資に一歩踏み出そうと考えている方にとって、何かの参考になればいいなぁと思っています。
スポンサーリンク
つみたてNISAの証券会社は、楽天証券を選択した!
私は、楽天証券でつみたてNISAを行っています。
ネット証券をいくつか比較したうえで、楽天証券を選んだ理由をまとめておきます。
投資信託の対象本数のうち、大多数の商品がラインナップされている
金融庁が発表している「つみたてNISA」の対象商品は、現時点(2018年9月28日現在)で161本あります。
この161本、どこの証券会社でも全て扱われているわけではありません。
そのため、自分が買いたい商品がある証券会社を選んでおく必要があります。
楽天証券の場合は、金融庁ラインナップのうち、146本が取り扱われています(2018年10月11日現在)。
もちろん全てではありませんが、主要なところは、ほぼカバーできていると言えるでしょう。
これだけのラインナップをそろえる気概(?!)がある証券会社なら、つみたて商品を変更をしたくなった際にも、困ることがないだろうと予測しました。
毎月積立だけではなく、毎日積立が可能
積立投資をする場合には、ドルコスト平均法という方法により、高値づかみのリスクを下げることができます。
ドルコスト平均法の意味や考え方については、こちらをあわせてご覧ください!
毎日少しずつ買うことができれば、毎月投資をするよりも、さらに細かく時間を分散した投資ができるので、市場の動きに惑わされることなく、心穏やかに投資をすることができます。
これは、パフォーマンスというよりも、完全に気持ちの問題です・・・💦
でも、ながく投資を続けるためにも、気持ちの安定は大事。
ちなみに、分散効果を高めるために毎日購入をする場合は、購入手数料が0円であることがマストです。
もし、購入手数料がかかってしまう場合、買い付け回数を増やすことはコスト増になってしまいますからね!
積立代金の引き落としが、楽天カードでもできる
私のブログをお読みいただいている方でしたら、お分かりかもしれませんが、もはやポイントは第2の通貨!というコンセプトに立ち、どうせ支払うお金でポイントを効率的に集めることを推奨しています。
詳しくは、こちらもあわせてご覧くださいね。
私の場合、生活圏や買い物のクセから、楽天スーパーポイントに集約をすることに決めています。
そのため、積立代金をカード払いにできてしまうのは、Good!
2018年10月27日から、楽天カードで投資信託をクレジット決済すると、月額50,000円までは1%分のポイントが付与されるという、大変ありがたいサービスが始まります。
投信積立で楽天カード決済が可能に!2018年10月27日スタート!
この発表の少し前に、丸井が新たに証券会社を立ち上げ、
エポスカードで投資信託を買ったらポイントが付くサービスを、日本初でやります!
というニュースが話題になったんですが、後から出てきた楽天ポイントの大盤振る舞いにより、ポイントメリットのインパクトは、完全にかすんでしまいました💦
証券会社のサイトが使いやすい
私は、つみたてNISAが始まる前から積立投資を始めていて、SBI証券と楽天証券を併用していました。
これは感覚的なものや、慣れもあると思いますが、サイトの見やすさとか、ファンドの探しやすさという意味では、両者を比較すると楽天証券の方が使いやすいと感じていました。
損益の状況が、ログインしてすぐに分かりますし、目的の情報にもたどり着きやすいです。
これら理由を総合的に判断して、楽天証券を選択しました。
つみたてNISAで保有しているファンドたち
私が現在つみたてNISAで保有しているファンドは、次の4つです。
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
国内株式 33%(買い付け 539円/日)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
先進国株式 33%(買い付け 539円/日)
楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))
先進国株式 17%(買い付け 277円/日)
ひふみプラス
国内株式・アクティブファンド 17%(買い付け 277円/日)
ここに記載した比率は、つみたてNISAの中での配分率です。
資産トータルでの資産配分(アセットアロケーション)ではありません。
それぞれ、選んだ理由と、現在の状況を見ていきたいと思いますが、前半2本と後半2本は、選んだ理由が大きく異なりますので、別枠でお話ししていきます。
だいたい、あんなにインデックス投資って言っているクセに、アクティブファンドも買っているじゃないか 👿
と怒られそうですが、一応理由がありますので💦
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 信託報酬 0.17172%
※グラフは、積み立て開始~2018年10月11日の基準価額&純資産
まずは、国内株式のインデックスファンドを選ぶ際に、TOPIXと日経平均、どちらを選ぶか?という観点で悩むと思います。
まずは、それぞれの指数の特徴について、把握しておきましょう。
日経平均は、東証(=東京証券取引所)一部に上場する企業の中から選ばれた225銘柄の株価を「単純平均」して算出したものです。
だから、「日経225(ニーニーゴ)」という略称が使われるのですね。
36業種という幅広い業種から銘柄が選定されているため、幅広い業種の概況を見ることができる一方、海外の景気や為替変動に左右されやすい「ハイテク関連株」や「輸出関連株」の影響によって指数が大きく動いてしまうことがあります。
一方のTOPIXとは、Tokyo Stock Price Indexを省略したものです。
東証一部に上場する、ほぼ全ての銘柄(約2,000銘柄)が反映されており、算出方法には「加重平均」が取られています。
つまり、単純に株価を足し合わせるのではなく、時価総額をベースとして算出されています。
各指数の特徴から分かるように、TOPIXの方が銘柄選定の幅が広く、時価総額をベースとしていることから「日本株式市場の動きを正確に反映している」と考えられます。
実際に、機関投資家がインデックス運用を行う場合にも、TOPIXをターゲットにして選択することが多いです。
ということで、まずTOPIXに連動しているインデックスファンドから選択することとしました。
あとは、証券会社のサイトで、「信託報酬順」が低い順に並べ替えてみると、
- ニッセイTOPIXインデックスファンド
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
あたりが、上位にあがってくることと思います。
もう、あとはお好みで選べばOKです 😉
ニッセイの方が、ファンドの設定日が早く、純資産総額も大きいです。
eMAXIS Slimはファンド設定から1年ちょっとしか経っていないのですが、eMAXISシリーズの純資産合計が大きいこと、信託報酬の引き下げを随時行ういう考え方に立っていることから、私はeMAXIS Slimを選択しました。
【参考】三菱UFJ国際投信 eMAXIS Slim
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 信託報酬 0.11772%
※グラフは、積み立て開始~2018年10月11日の基準価額&純資産の推移
外国株式を選ぶ場合には、「先進国株式」と「新興国株式」は分けて考えます。
安定性という意味では、先進国の経済状況の方が有利です。
もちろん、発展途上国は、大きく伸びるチャンスがありますので、リスク・リターン共に高いです。
資産配分(アセットアロケーション)を組む際には、別のジャンルとして考えつつ、組み込む比率を決めていきたいですね。
さて、先進国株式で、「信託報酬」が低い順に並べ替えると、
- SBI・先進国株式インデックス・ファンド(旧 EXE-iつみたて先進国株式ファンド)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- ニッセイ外国株式インデックスファンド
あたりが上位にあがってくると思います。
現時点では、SBI・先進国株式インデックス・ファンドが信託報酬0.1155%となっていて、最も低くなっています。
旧EXE-iは、私が選んだ当時よりも信託報酬を引き下げています。
2017年12月ごろは、eMAXIS Slimが、旧EXE-iの信託報酬値下げに対抗(?!)して、信託報酬を下げていた時期でしたので、「本当に信託報酬を見直すんだな~」と思って選びました 😉
今は逆転していますが、いずれにしても低コストなので、じたばたせずにそのまま積み立てています。
ちなみに、「為替ヘッジあり」と「為替ヘッジなし」の違いについても、チェックしておきましょう。
ものすごく簡単にまとめると、
為替ヘッジなし | 為替ヘッジあり | |
為替相場の影響 | あり | なし |
為替差益 | あり | なし |
ヘッジのためのコスト | なし | あり |
という関係性です。
為替変動が怖いから、ヘッジしておこう!
というのも1つの考え方ですが、円安の時に得られる為替差益を捨てることになりますし、何よりもコスト増につながります。
きちんと国内の投資信託と分散投資をしている場合には、その時点でリスク分散ができていると言えますので、私は、「為替ヘッジなし」を選択しています。
まとめ-ファンドは、自分が納得して選択することが大事
基本的には、シンプルに国内株式と外国株式への分散比率を決めて、ファンドを選択するのが考えやすいと思います。
そういう意味では、今あげた2本だけに分散投資して終わりにしても、なんら問題ありませんでした。
(なんなら、バランスファンド1本とか、全世界型1本でもOK)
残り2つの
- 楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))
- ひふみプラス 信託報酬 1.0584%
については、個人的興味も含めて、ラインナップに加えてみたものです。
この2つを選んだ理由については、こちらをご覧ください。
もしかしたら、リアルな損益を見て、たいして増えてないじゃんって思ったかもしれませんね。
ちょうど、相場が下がっているタイミングでデータを取ったので、今の時点での損益はこんなもんです。
短期的な値動きでは、楽観も悲観もせず、淡々と積み上げ続けていきたいと考えています。
投資は自己責任で行うもの。
私が選んだファンドが正解かどうかは、十数年後まで分かりません。
でも、しっかり考えて選んだので、どう転んでも結果を受け入れられます。
皆さまも、投資をするかどうかも含めて、自分が納得できる方法をチョイスしてくださいね。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
[…] 出典:つみたてNISA、私の実践記録-ファンド別の運用状況(前編) | のんびりコ… […]