つみたてNISA、私の実践記録-ファンド別の運用状況(後編)

日本の発展

投資について、いろいろと勉強したけれど、やっぱり怖いし、どんな商品を選んだらいいか分からない。

何でも、新しいことに踏み出す際には勇気が必要ですよね。

 

そんな方が、長期積立投資にチャレンジするための後押しとして、実際の体験談を見ることは大事だと思います。

他の人がどんな証券会社を使って、どんなファンドを使っているのか、興味ありますよね。

 

2018年1月につみたてNISAが始まってから約4か月半。

長期投資の実例としては、あまりにも期間が短すぎますが、現在私が選んでいるファンドの状況と、なぜそのファンドを選んだのかをまとめてみたのが、

つみたてNISA、私の実践記録-ファンド別の運用状況(前編)

です。

まだ、ご覧いただいていない方は、まず前編をご覧ください。

前編が基本編です!

 

これからまとめる後編は、特別編(応用編?)です。

個人的な興味で積立対象に追加した商品2本を選んだ理由をお届けします。

 

つみたてNISAで保有しているファンドたち

前編でもご紹介しましたが、現在つみたてNISAで保有しているファンドは、次の4つです。

1.eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

国内株式 33%(539円/日)

 

2.eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

先進国株式 33%(539円/日)

 

3.楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))

先進国株式 17%(277円/日)

 

4.ひふみプラス

国内株式・アクティブファンド 17%(277円/日)

 

比率は、つみたてNISAの中での配分率ですので、資産トータルでのアセットアロケーションではありません。

国内株式系と、国外株式系の合計が半々になるようにしてみています。

 

前半2本は、王道のインデックスファンドです。

これらを選んだ理由は、

つみたてNISA、私の実践記録-ファンド別の運用状況(前編)

にまとめてあります。

キホンの選び方であれば、前半2本に配分して終わり! でもよかったのですが・・・

 

ここからは私の個人的興味で選択しています。

とはいえ、無謀な勝負に出ているわけではないので、ご紹介しておきたいと思います。

 

3.楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) 信託報酬 0.2396%

保有口数 24,466口 基準価額 10,474円 評価損益 +2.79%

 

これを選んだ理由を語るには、ETFの説明が必要になります。

少々遠回りに感じるかもしれませんが、しばらくお付き合いください 😀 

 

ETF(上場投資信託)というものは聞いたことがありますでしょうか?

Exchange Traded Fundの略称で、日本語では、上場投資信託と呼ばれています。

ETFも投資信託ではありますが、銘柄名や証券コードを入力して、証券取引所で取引を行います。

株式の買い方に似ていますね。

 

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、トヨタ自動車とかのような企業と同じように、投資信託自体が「上場」をしているということです。

 

投資信託の基準価額が1日1回しか更新されないのに対し、ETFは株と同じようにリアルタイムで価格変動をします。

販売会社を介さない分、信託報酬が低くなるのが特徴的ですが、一方で、株式と同じように売買の手数料がかかります。

 

つまり、ETFは

  • 信託報酬が低く、低コスト
  • リアルタイムでの売買が可能

な投資信託なので、株と投資信託のいいとこどり!と考えられますが、やはり弱点もあります。

 

1.自動積立ができない

通常の投資信託の場合には、毎月〇〇円積立という設定をしてしまえば、あとは勝手にやっておいてくれます。

ほったらかしでOKなので、とってもラク。

 

ですが、ETFは、自分で注文を出して購入・売却をする必要があります。

これはとっても面倒ですよね 😥 

楽して「ほったらかし投資」をしたいと考えている方にとっては、デメリットです。

 

2.流動性が限られているため、思い通りに売買をすることが難しい

売買なので、自分が10,000円で売りたいと思っても、10,000円で買ってくれる人がいなければ取引は成立しません。

流動性が限られているETFだと、思い通りの取引ができないことがありますので、注意が必要です。

 

3.海外ETFの取引は、初心者にはややこしい

海外ETFを購入する場合には、「円資産をドル資産などに両替し、ドル資産で買い付けを行う」という手順が基本となります。

逆に、保有している海外ETFを売却した後は、再び「ドル→円」への為替の両替が必要となります。

 

4.ロボアドバイザーにまかせると、手数料が高い

最近、投資初心者を中心に、人気が出始めているのが、ロボアドバイザーです。

ウェルスナビ

THEO(テオ)

などが有名どころですが、簡単に言えば、「任せておけば無難な運用をしておいてくれる」というサービスです。

 

このサービスを使えば、海外ETFも含めて、積立投資をすることが可能ですので、欠点の一部をカバーできます。

ただし、ロボアドバイザーの手数料込みで、年率1%+税がかかってしまいます。

 

これでは、運用コストを下げよう!という考え方に、思いっきり矛盾してしまいますね 😥 

 

このように、ETFには魅力があるものの、上手に活用するのがちょっと難しいのです。

 

長々とETFの仕組みを説明しましたが、いよいよ本題です。

楽天・全世界株式インデックスファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))は、海外ETFである「バンガード®・トータル・ワールド・ストックETF【略称:VT】」を主要投資先とするという、シンプルな運用方針を取っている、普通の投資信託です。

 

バンガードは、世界最大の運用会社で、非常にローコストでの運用を行っているのが特徴です。

VTは、新興国から先進国まで世界中の株式市場への投資が可能で、約8,000銘柄の大型・中型・小型株で構成されています。

全世界の投資可能な市場時価総額の98%以上をカバーしているという、ザ・分散投資がこれ1本でできるのが特徴です。

 

VT自体のコストが低いだけでなく、ファンドを運営している楽天投信顧問の取り分も低く抑えられているので、信託報酬 0.2396%という、比較的低コストで、面倒なく海外ETFへの積立投資ができると言えます。

このように、ETFの欠点をカバーしている商品なので、どんな値動きをするのか見てみたいなぁという理由で購入商品に追加しました。

 

4.ひふみプラス 信託報酬 1.0584%

保有口数 6,184口 基準価額 43,334円 評価損益 +4.02%

 

ひふみプラスとは、レオス・キャピタルワークスが運用している「ひふみ投信マザーファンド」に投資する商品のことです。

似たようなものに、ひふみ投信・ひふみ年金がありますが、

  • ひふみ投信 レオス・キャピタルワークスが直接販売している投資信託
  • ひふみプラス 証券会社などの販売会社から購入できるひふみ投信
  • ひふみ年金 確定拠出年金(iDeCo)に対応したひふみ投信

という違いですので、どこで買うかの違いだけだと思ってもらっていいです。

 

アクティブファンドの中では、信託報酬は低めに設定されています。

つみたてNISAの国内株式型として、金融庁がラインナップに加えたアクティブファンドはたったの6本。

そのうちの2本が、ひふみ投信ひふみプラスです。

金融庁のお墨付きをもらっている、数少ないアクティブファンドです。

 

とはいえ、信託報酬もインデックスファンドに比べれば高いですし、長い目で見たら、インデックスファンドを選んでおいた方が安心です。

それでも、あえて投資先に追加した理由は、別にあります。

ここのファンドマネージャーである藤野英人氏は、投資家が「お金」よりも大切にしていることという著作を出しています。

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書) [ 藤野英人 ]

価格:885円
(2018/5/20 11:46時点)
感想(9件)

ここで書かれていることに、共感できる部分が多かったこと、ファンドの目的が「日本の成長企業に投資する」「守りながら増やす運用に挑戦する」だったことから、ファンド自体への期待を込めて、購入商品に追加しました。

 

運用レポートを見ると、どの銘柄をどのくらいの比率で組み入れているのかが分かりますが、「こんな企業に注目しているんだ~ 😀 」なんて眺めるのも面白いですよ。

 

もちろん、今までのファンド成績もよく、2008年10月1日に基準価額10,000円でスタートし、現時点では43,334円まで上がっています。

【参考】ひふみ投信 基準価額推移

もちろん、今後も同じペースで上がるという保証はありませんが、設定来のグラフを見ると基準価額も純資産総額も右肩上がりですので、当面は期待がもてるだろうという考えもあります。

 

まとめ

後編で紹介した2本は、どちらかと言うと、自分の興味や、がんばっている企業を応援したいという気持ちの部分が大きい商品です。

 

投資とは、「自分以外の存在にかけることで、未来につなげていく」行動でもあると思っています。

 

先ほどご紹介した

投資家が「お金」よりも大切にしていること  藤野英人 著

投資家が「お金」よりも大切にしていること (星海社新書) [ 藤野英人 ]

価格:885円
(2018/5/20 11:46時点)
感想(9件)

に加えて、長期インデックス投資を考えている方には、読んでみて欲しい本があります。

 

お金は寝かせて増やしなさい 水瀬ケンイチ 著

お金は寝かせて増やしなさい [ 水瀬ケンイチ ]

価格:1,620円
(2018/5/20 11:51時点)
感想(6件)

長期インデックス投資自体の歴史は古いのですが、日本では最近まではマイナーな状況でした。

そのため、日本で実際に長期インデックス投資を続けていた個人投資家は、非常に少ないのです。

そんな数少ない、長期インデックス投資の実践者が、インデックス投資の続け方や終わらせ方にまで言及している良書です。

 

インデックス投資を続けていれば、絶対に暴落の局面に出くわすはずです。

その時の乗り切り方は、本当に体験した方でないと伝えられないでしょう。

 

頭で分かっていることと、実際に自分の身に起きることは、全く違います。

でも、頭ですら分かっていないことが、自分に身に起きてしまったら、パニックでおかしな対処をしてしまいます。

 

そのためにも、専門家の知識を借りるだけでなく、自分でもある程度は知識を身に付けておきたい。

ただし、知識だけでは意味がなく、実践することで、その知識が生きてくる。

これが、FPの勉強をした結果として、一番強く感じたことです。

 

皆さまも、ぜひ実践と勉強を繰り返し、自分に合った長期投資とは何か? 考えていってくださいね。

日本の発展

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