クレジットカードを味方につけて、賢くポイント生活

旅行保険

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しがらみゼロのFPブロガーMisaki(@fpmisaki2)です。

 

ネットや街でのショッピングはもちろんですが、クレジットカード決済を使える場面は本当に増えてきました。

税金の納付、光熱水費、家賃、学費や生命保険料など、実に多岐に渡っています。

 

クレジットカードは、手に使うことさえできれば、支出を押さえたり収入を増やしたりする効果がありますので、ぜひ味方につけて欲しいツールです。

それに、クレヒスを育てておくことは、信用力をつけることにもつながりますので、社会人になったらある程度は活用しておくべきでしょう。

それでは、クレジットカードを所有し活用することによるメリットと、デメリットや注意点をしっかり確認しておきましょう。

 

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クレジットカードを持つメリット

それでは、さっそくクレジットカードを持つことで得られるメリットを見ていきましょう。

 

ポイントが貯まる

発行されているほとんどのクレジットカードには、利用額に応じてポイントがたまる「ポイントサービス」があります。

 

ポイントの使いやすさや還元率は、カードの種類によって異なりますが、自分の生活スタイルにあったカードを選んでおけば、定期預金の金利以上のポイントを貯めることも可能です。

 

今や、ポイントは通貨の一種と言っても過言ではありません。

このポイントを有効に利用するためにも、正しいカードの使い方を身に付けておいて欲しいのです。

 

収入アップにつなげるために、手間をかけないポイント活用術を、あわせてチェック!

 

多額の現金を持ち歩かなくて済むので、盗難のリスクが減る

例えば、30万円のパソコンを買おうとしていたとします。

現金で30万円を持ち歩いていて、万が一スリにあったら、30万円はなくなってしまいます。

クレジットカードの場合には、仮に盗まれてしまった場合でも、使われる前にクレジットカード会社に連絡して、クレジットカードの利用を停止すれば、自分のお金がなくなってしまうことはありませんので、安心です。

 

海外旅行の際に安心

海外でも使えるブランドのカードを持っておけば、クレジットカードを持っていること自体が、社会的信用の証とされます。

海外でレンタカーを借りる場合には、クレジットカードの提示を求められることもありますし、持っていなければ高額のデポジット(預り金)を要求されることがあります。

さらに、両替した外貨を持ち歩かなくてもお買い物が可能ですので、ある意味国際的通貨のような役割を果たすという特徴もありますね。

 

クレジットカードには、ブランドが搭載されていて、どのブランドのカードを持っているかで、利用できる範囲は変わってきます。

国際ブランドには、7つの種類があります

  • シェアNo.1 VISA
  • シェアNo.2 MasterCard
  • シェアNo.3 銀聯カード
  • シェアNo.4 アメリカン・エキスプレス
  • シェアNo.5 JCB
  • シェアNo.6 ダイナース
  • シェアNo.7 ディスカバー

 

VISAカードを持っておけば、日本国内はもちろん、海外の主要国であれば問題なく使えます。

1枚だけカードを作るときには、最有力となるブランドです。

 

日本国内だけに特化すれば、日本発の国際ブランドであるJCBは、国内の小規模な加盟店でも使える場合がありますので、カバー範囲が広いです。

JCBは、日本人なら1枚持っておいてもいいかもしれません。カードを2枚持つなら、VISAカードと1枚づつあるといいでしょう。

 

交通系クレジットカードを使うと、移動が楽だしポイントも貯まる

SuicaやPASMOのような、交通系のICカードと一体化したクレジットカードがあります。

SuicaやPASMOへのチャージを、残額が一定額以下になったら自動的に行う「オートチャージ」機能を利用すれば、電車移動の時に残高不足で慌てることがありません。

チャージした分も、カードの利用額になりますし、定期券が買えるようなクレジットカードであれば、定期代分のポイントを貯めることができます。

 

このように、どうせ出ていくお金の支払いを、クレジットカード払いにすることで、ムダ使いせずに自動的にポイントが貯まる仕組みを作ることが可能になります。

 

保険がタダでついてくる

ほとんどのクレジットカードには海外旅行(国内旅行)傷害保険ショッピング保険が付帯しています。

 

この点を見落として、同じような保険に重複して加入されている方もいらっしゃいます。

すでにクレジットカードを使っている方は、付帯保険をしっかり確認してみましょう。

今支払っている保険料のカット(=支出削減)につなげることができるかもしれませんよ 😉 

また、旅行のたびに掛け捨ての保険に入っていた方も、実は不要だということが分かれば、コストカットにつながりますね!

 

カードを持っているだけで割引やプレゼントがもらえることがある

提携している施設やお店でクレジットカードを提示すると、割引になったり、プレゼントがもらえるなど、さまざまな特典があります。

 

例えばイオンカードだとカラオケ館の室料が一般価格の30%OFFや、ドミノ・ピザでコカ・コーラ1.5Lプレゼントなどの特典があります。

楽天カードの場合には、ENEOSで楽天スーパーポイントが2倍貯まるなど、ポイント加盟店を利用した場合には、ポイント還元率があがる仕組みになっています。

 

ポイントは意識していても、こうした特典までは活用しきれていない方が多いと思います。

カードによって特典も異なりますので、自分がよく使うお店が多く含まれているかどうかも、カード選びの1つのチェックポイントにするといいでしょう。

 

利用明細が見られるので、家計管理がしやすくなる

クレジットカードの支払い履歴は、毎月の利用明細で管理できます。

そのため、家計簿を一からつけなくても、お金の流れを把握することが可能になります。

さらに、マネーフォワードのような、クレジットカード情報と連携可能な家計簿アプリを使えば、手間なく家計簿を自動化してしまうこともできますので、手間を省いて家計管理もしっかりできるようになりますね 😀 

 

クレジットカードを持つデメリットや注意点

たくさんのメリットを見てきましたが、もちろんデメリットもありますので、しっかり確認しておきましょう。

 

誘惑に負けて使いすぎる

クレジットカードを使っていると、手元のお金が出ていく感覚がないので、お金を使っているという意識が徐々に薄れていきます。

最初のうちは気を付けていても、気が付いたら使いすぎてしまい、メリットを打ち消すくらいの浪費をしてしまう・・・という点が一番のリスクです。

 

人の心は、思っているより弱いもので、本当に気を付けておかないといけません。

ポイントを貯めるのはおまけです。

ポイントのために余計なお買い物をしたら、本末転倒ですよね!

このことだけは、しっかりと自分の心に刻んでおいてください。

絶対にやっておきたいこと 3か条

  1. クレジットカードの利用限度額は、あげすぎないようにする
  2. Web明細書は、まめにチェックする
  3. 方法は問わないので、家計簿(=家計状況の把握)を行う

分割払いやリボ払いを使ってしまうと、金利手数料によるムダが発生する

使い過ぎリスクの発展版にあたりますが、月々の支払能力を超える買い物をしたくなった場合、「分割払い」や「リボ払い」という方法を使えば簡単に買えてしまいます。

 

ですが、一度この方法を使ってしまうと、どんどん気がゆるんで分割払いを繰り返してしまう可能性があります。

高い金利手数料が発生してしまいますので、一括払いで払える範囲に抑えることを強く心掛けてください。

 

具体的な金額を見ると、リボ払いなどの危険性が分かります。

サンプルケースの計算例も含めて、詳しくまとめてありますので、こちらもご覧ください。

金利手数料の恐ろしさが実感できますよ。

 

スキミングなどの被害にあうリスク

クレジットカードは便利な反面、紛失や盗難、スキミングなどにより、不正利用をされてしまう可能性もあります。

クレジットカードの請求は月に1回なので、月一でチェックをされる方が多いことと思います。

そのため、不正利用をされていても、気が付くまでに時間がかかってしまい、損失が拡大していく危険性があります。

 

しつこいようですが、Web明細書をまめに確認することで、被害にあった場合でも、最小限に抑えることが可能ですので、盗難リスクへの備えとしても、明細書チェックは重要視してください。

私は、1週間程度のサイクルで、レシートとWeb明細を照合し、家計簿(Excel)につけ終わったらシュレッダー! という流れにしています。

溜め込まなければ、時間をかけずに終わりますのでラクですよ 😉 

 

日本で発行されているほとんどのクレジットカードには、盗難保険が付帯されています。

クレジットカードを落としてしまって不正利用された、盗まれてしまった、スキミングにあってしまったなどの、自分に落ち度がなく不正利用された場合には、盗難保険の対象となります。

 

一般的には、不正に利用されてから60日以内に発見すれば保険が適用されます。

多少期間が前後することはありますが、まめにチェックをしておけば保険適用期間内に発見することができるはずです。

(万が一、60日以上たってしまった場合でも、とにかくカード会社に連絡して相談してみましょう。)

 

紛失・盗難受付窓口は、24時間・年中無休で受け付けてくれます。

被害にあったことが分かったらすぐに連絡できるよう、カード会社の紛失時連絡先は、しっかり電話帳に登録しておきましょう!

また、警察へ被害届を出すことも必要です。詳しくはクレジットカード会社の指示に従っていただきたいのですが、カード会社へ提出する「盗難届出証明書」を警察からもらうことが必要になります。

 

まとめ-デメリットは理解すればカバーできる。上手に活用して賢くポイント生活をしよう!

たくさんのメリットがある一方、デメリットの部分は自分でコントロールできるものばかりです。

ですが、自分の欲をコントロールすることが、けっこう難しかったりします。

 

自分は無限に使ってしまうタイプだ、ポイントにつられて無駄遣いをしてしまうタイプだと思われる場合には、上限額設定で調整をして、あえてクレジットカードの利用を控えることも大切です。

 

クレカを使って賢いポイント生活を送るためにも、しっかりとお金を整理し、家計簿をつけてコントロールする訓練からはじめましょう。

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大空みさき
はじめまして、大空みさきです。

「お金のことを知ることが、実は最強の投資術。」
ふつうの会社員だった私が、生命保険の値上がり宣告をきっかけにFPの資格を取って、たどり着いた結論です。

このブログを見てくださったのも何かのご縁。
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