がんばりすぎない家計管理の方法【STEP2】固定費を見直そう

スマホを比べる

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しがらみゼロのFPブロガーMisaki(@fpmisaki2)です。

 

お金とおともだちになるためには、まずはお金の流れをつかむことが大事です。

なので、ざっくりでかまわないから家計簿をつけてみよう! というお話をしました。

実際に家計簿をつけてみたら、

  • こんなに使ってたんだぁ
  • 意外とお金かかってるなぁ

なんていう、現実が見えてきたと思います。

 

さあ、次は支出の改善計画を考えてみる番です。

多くの方に当てはまることを、いくつかピックアップしていきます。

 

もう実践済みのもの、自分の価値観として受け入れられないというもの、いろいろとあるかもしれませんが、できるところから取り入れると、少しずつ効果は出てきます。

 

そして、

家計簿を続けておくと、目に見えて削減効果が実感できるので、お金の見直しが楽しくなるはずです!

 

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家計管理は、固定費から。ガマンをせずに、大きく下げやすい!

家計簿のつけ方のポイントで、家計簿の費目を大きく2パターンに分けていたのを覚えていますでしょうか。

 

支出の見直しがしやすい項目として、次の4つをあげていました。

  1. 住居費
  2. 光熱水費
  3. 通信費
  4. 保険料

これらについては、見直しがしやすいだけでなく、その効果が未来にわたって持続するという特徴があります。

なので、一番最初に手を付けたい 😆 

結果がでやすく、手が付けやすいものから順番に紹介していきますね。

 

通信費の見直しの王道は、格安スマホ。光回線も上手に組み合わせたい!

これはよく言われている節約術ですので、聞いたことがあったり、実行済みの方もいらっしゃると思います。

 

スマホが主流になったことにより、通信費の負担は高額になってきています。

大手キャリアを利用している場合には、機種代を含めずに、1台につき平均で6,500円~8,000円はかかっていることが多いようです。

(うまく割引を組み合わせてお得にしている方もいますけどね 😉 )

 

4人家族なら、26,000円程度はかかる計算です。

これに自宅の光回線を加えると、通信費が月額30,000円を超えているご家庭もあるのではないでしょうか。

Misaki
さぁ、家計簿をチェックしてみましょう!

 

もし、通信費が高いなと思ったら、格安スマホに変えるだけで、通信費は格段に下げられます。

有名どころの格安SIMだと、

  • 楽天モバイル(5GB)  2,150円
  • U-mobile(5GB) 1,980円
  • DMMモバイル(5GB) 1,910円
  • Mineoモバイル(6GB) 2,190円
  • IIJmioモバイル(6GB) 2,220円

といった具合ですので、だいたい2,000円前後が相場です。

 

例えば、U-mobileの場合、フレッツ光とコラボしたU-NEXT光コラボレーションを利用すると、自宅のインターネット料金とセットで割引を受けることができます。

このように、光回線とセットで考えることで、さらに通信費を下げることも可能ですので、あわせて見直してみてください。

 

ちなみに、5~6GBのプランで料金比較をしてみましたが、

SNSやネット検索が中心で、動画をダウンロードしまくることがなければ、3GB程度のプランでも支障はないと思います。

 

そうすると、通話料も含めて、月額2,000円もあれば十分に維持が可能です。

 

自宅に光回線を引いている場合には、無線LANルーターを使えば、スマホもWi-Fiで接続ができますので、スマホ側の容量を使うことなく利用ができます。

 

無料のWi-Fiスポットも多いので、うまく活用してください。

実際、私は3GBにしていますが、枠を使い切ったことはありません。

 

だいたい1台につき4,500円程度は安くできるイメージです。

4人家族のご家庭なら一気に月額18.000円の支出削減

1年で21.6万円、10年で216万円 😯 

こうやって計算すると、びっくりしませんか? この差は見過ごしてはいけません。

 

もちろん、格安スマホには、格安になるそれなりの理由があります。

  • 通話料金は割高
  • キャリアのメールアドレスがなくなる
  • サポートが受けにくい

なんていうデメリットがあります。

そのため、通話をする機会が多い方は、定額通話プランをオプションに付けるなどの対策が必要です。

 

キャリアメールとは、docomo.ne.jpや、softbank.ne.jp といったアドレスのことです。

代わりに、GmailやYahoo!メール、Outlook.comなどのWebメールが無料で作れますので、それほど心配はありません。

 

ただ、受け取る相手によっては、こういうフリーメールを受信拒否設定にしている場合がありますので、個別に受信できる設定にしてもらうようにお願いする必要があります。

それだけは、ちょっとめんどくさいかな。

 

ちなみに、私は総合的に判断して、docomoから楽天モバイル に切り替えました。

楽天モバイル は、実店舗があるので手続き面で安心だったのと、「楽天スーパーポイントでスマホ代が支払える」というのに魅かれて選びました。

 

しかも、最初に全てのポイントを使用するという設定をしておけば、勝手にポイントからスマホ代を支払ってくれます。

そして、不足分だけが請求されるのです。

(楽天モバイルを使っていれば、ポイント付与率もあがりますしね!)

楽天モバイルの場合、自動的にポイントを消化する仕組みを作ることで、ポイントの期限切れによる失効を防ぐことができます。

これは、ポイントの有効活用という観点からは、重要事項です!

おかげで、私は毎月のスマホ代引き落としが、1,000円を超えることは、ほぼありません 😀

 

もちろん、通話も普通にできますし、サイト検索もサクサクできています。

docomo時代と使い勝手には大差ないです。

 

ただ、楽天モバイルは、今後4番目のキャリアになる予定ですので、それによって料金体系がどう変わるのか? には注目していきたいと思います。

状況によっては、乗り換え先を検討することになるかも。

 

この節約方法は、何かをガマンしているわけではないので、満足度が高いのが特徴です。

一度手続きをしてしまえば、節約効果が毎月続くのも魅力的。

 

私のパターンは、ほんの一例として見てください。

皆さまの生活スタイルにあわせて、使い勝手のいい格安スマホは違ってきます。

今まで、めんどくさいなぁと放置していた方も、いくつか特徴を比較してみて、思い切って乗り換えてみてはいかがでしょうか?

 

 

光熱水費の見直しは、こまめな電源OFFではなく、電力会社の乗り換えを検討しよう

電気をまめに消す!とか、電源のプラグを抜いておく!などの地道な努力で使用する量を減らされている方もいらっしゃると思います。

正直、労力のわりに、そんなに大きな効果は期待できませんよね。

 

ところで、電気とガスは、自由化されているということは、ご存知かと思います。

知っているけど、面倒だし不安だから変えていないという方が、圧倒的に多いのではないでしょうか?

 

以前は地域で決められた会社としか契約できなかったのですが、新たに参入した電力会社と契約することが可能になっていますね。

料金を比較するシミュレーターがあるので、ぜひ比べてみてください。

現在のの条件によって異なりますが、電気料金は年間で15,000円くらい、ガス料金は年間で7,000円くらいの節約が可能となることがあります。

ちなみに、私も電気はLooopでんきに乗り換えましたが、電力会社などを変えたからと言って、電気が止まったりすることはありませんでしたよ(笑)

大がかりな工事も不要です。

 

ただし、賃貸住宅の場合には、一応管理会社(または大家さん)には事前に相談をしておいた方がいいでしょう。

 

保険料の見直しは、必ずやっておこう。その保険、本当に必要ですか?

日本人は保険が大好きです!

というより、社会人になると職場に出入りしている保険のセールスから、社会人は生命保険に入るべきというようなことを言われて、なんとなく入ったままで見直していない・・・なんていう方もいらっしゃると思います。

私が、まさにそのパターンでした。

 

保険の外交員からは、「保険料の目安は、世帯収入の10%」という目安が示されることがあります。

世帯年収600万円なら、年額60万円。月額では5万円ですね!

 

そこまでではなくても、月額3万円くらいの保険料を支払っている方は、けっこう多いのではないでしょうか。

月3万円なら、年間で36万円。10年間で360万円・・・すごい金額です。

 

さて、原点に立ち返り、何のために保険をかけるのか、少しだけ考えてみましょう。

死亡保障医療保障を目的として、保険に加入している方が多いと思います。

 

まず、独身や共働きでお子さまがいない場合、死亡保障は基本的に不要ですよね?

 

お子さまが生まれてすぐの時は、両親のどちらかが亡くなったときの経済的な損失を補填するために、保険に入っておくのがよいでしょう。

 

ですが、子どもが大きくなるにつれて、必要な補償額は下がっていきます。

それなのに、ずーっと同じ補償額の保険に入り続けるのは、どうでしょうか?

 

冷静になって、万が一の時に備えるのが保険だという原則に立ち返ってみると、かけすぎだなぁと感じる方は多いはずなんです。

ですが、保険の外交員に相談したとしても、絶対にこんなことは言われません!!

 

しかも、私たちはすでに国の保険に入っています。

公的年金というものは、老後に出る老齢年金だけでなく、遺族年金障害年金の役割も果たしています。

 

遺族年金が支給されることを前提に、足りない分だけを民間の保険や貯蓄で補えばいいだけなのです。

それでも、今の補償額は必要でしょうか?

遺族年金の考え方について、詳しくは、こちらもご覧くださいね。

 

一方の医療保障はどうでしょう?

私たちは、公的な医療保険に加入しているので、医療費は3割負担ですみます。

普段、病院の窓口で支払っているのは、本当にかかった医療費の3割分です。

 

それでも、医療費がかさんだら、負担が大変・・・ということで、

高額な医療費がかかった場合には、「高額療養費給付制度」が用意されています。

保健医療の範囲内であれば、自己負担は最大でも9万円程度ですんでしまいます。

 

高額療養費給付制度の詳細は、こちらをご覧ください!

 

若いうちは貯蓄が十分でないので、いざという時に備えて、ある程度の医療保障をかけておく必要があるでしょう。

ですが、しっかりと貯蓄ができてきたら、突発的な医療費は貯蓄でまかなうことにして、保険料を支払う変わりに貯蓄を増やしていけばいいのです!

 

保険は、貯蓄性があるって言葉に惑わされがちですけど、あくまでもコストです。

支払った保険料からは、宣伝費や人件費などのコストが引かれて、残りのお金で運営されていくものです。

 

保険の仕組みは、しっかり知っておくといいですよ。詳しくはこちらもご覧ください。

 

ところが、自分で貯蓄しておけば、余計なコストは引かれません。(当たり前ですが 😀 )

 

さらに、保険で備えた場合には、給付対象者が限定されます

貯蓄であれば、家族のだれが病気やけがになっても、カバーできます。

 

ただし、先進医療特約だけは、一定の価値があると言えます。

先進医療は公的医療保険の対象外なので、全額自己負担です。

これに備えるという考え方は、ひとつでしょう。

(ですが、特約なので、単体で加入することができないのが難点です・・・)

 

このように、冷静に判断していくと、

ライフステージが変わったときには、貯蓄の状況も考慮して、本当に必要な補償の額を見直し、保険をダウンサイズしていくのが賢いやり方だと言えます。

だから、保険はときどき見直すべきなんですね。

 

ちなみに、生命保険の販売をしていない、独立系のFP(ファイナンシャルプランナー)で良心的な方だと、「保険料の目安は、世帯収入の1%程度を目標にするといい」とまで言っていたりします。

 

その性質上、単純に収入に占める割合で決めるべきものではないのが前提ですが、ちゃんと考えれば1%程度でも十分だということが言いたいわけです。

少なくとも、月1万円を超える保険料を支払っている場合には、本当に必要か、一度冷静に考えてみてもいいでしょう。

 

そして、いまいち利用率は低いようですが、ネット生保の利用も検討してみてください。

保険会社の運営コストが安くすみますので、保険料も格安になっています。

 

保険のセールスが担当につく場合、手取り足取り書類を準備してくれますが、本当は必要がない保障が盛りだくさんになっていることもありえます。

私が、以前加入していた〇本生命のものも、特約だらけでした💦

 

一方、ネット生保を利用する場合、保険の内容については、自分で調べて加入する必要があります。

 

自己責任になる分、少々手間はかかりますが、各社のホームページには必要保証額の計算ツールや保険料シミュレーションなどが用意されていますので、考えるためのツールは、きちんと与えられています。

 

試しに、今の保険と比較してみてください。検討する価値はあると思いますよ。

保険料金比較

 

住居費の見直しは、住宅ローンの借り換えを検討してみる

住宅費の見直し・・・これは一朝一夕にはいきませんね。

王道は「住宅ローンの繰り上げ返済」と、「住宅ローンの借り換え」です。

 

今は低金利になっていますので、住宅ローンの借り換えによって、大きなメリットが得られる可能性があります。

ですが、手間や手数料を考えたら、本当にやるべきなのか? これは悩むところですよね。

 

概算でも調べられたら判断しやすいと思いますが、そんな時に参考になりそうなのが、住宅ローン借り換えメリット比較サイトです。

毎月の返済額や残りの返済年数などを入力すると、概算のおトク度が見られるようになっていますので、一度調べてみると面白いですよ。

 

借り換えのメリットがあるのは分かっているけど、とにかく忙しいし・・・という方には、借り換え代行サービスもあります。

安心×確実×手間なしの「住宅ローン借り換えセンター」

ここは成果報酬型なので、何もしないでいる状態と比べれば、ソンをすることはありません。

 

多くの銀行の融資条件を把握しているため、自力で探すよりも有利な条件のものを見つけてくれる可能性が高いです。

成果報酬=お客様の利益が上がるほど、自分たちももうかる という仕組みなので、がんばっていい商品をさがしてくれるはずです 😉 

無料診断もやっていますので、試しに調べてみてもいいでしょう。

 

 

ここからは、すぐに効果が出る話ではありませんが、ちょっと違った角度から住居費について考えてみたいと思います。

突然ですが、

  • 皆さまのご自宅は、物が多くて雑然としていますでしょうか?
  • それとも、必要最低限ですっきりしていますでしょうか?

ものが多いということは、それだけ収納スペースを使うわけですよね。

つまり、広い家が必要になってきます。

 

家の広さは、そのまま住宅費のコストにつながります。

 

同じ住宅購入資金を準備できた場合に、

  • 駅近で利便性の高いところ
  • 駅から離れていて、少し不便なところ

を比較した場合には、当然、駅近の物件の方が狭くなることが予想されますよね。

 

さて、がんばって購入したマイホームですが、将来、何らかの理由で家を売りたくなった時、売りやすいのはどちらでしょうか?

 

さらに、不便なところだと車が欲しくなりますが、駅近なら車がなくても生活に困らないのではないでしょうか?

(車の維持費は、バカになりませんよね・・・)

 

今後、人口は減り、家は余り始めます

1組の夫婦から生まれるお子さまの人数も減り、小さな家族が増えていきます

 

そんなとき、真逆を行く「少し不便で広い家」のニーズはあるでしょうか?

 

物件によるのは間違いないですが、一般的にはこんな未来が予想できると思います。

本当に必要なものに厳選した、コンパクトな住環境を作ることは、日々の暮らしやすさと将来の(売却)リスク対策の両方を兼ね備えているとも言えますね。

 

もちろん、家に対する価値観は人それぞれですから、だれにでも当てはまる話ではありません。

 

ですが、

不動産は、しっかり考えて選んでおかないと、売りたくても売れずに固定資産税などの負担だけがかかり続ける“負動産”にもなり得ることは頭に入れておくことは大切です。

こんな視点も持ちながら、コンパクトライフを目指してから、将来の住まいを選んでいくのも、ひとつの考え方ですね。

 

 

まとめ-固定費をしっかり削れば、苦しまずに貯蓄体質になれる

固定費の多くは、格安サービスに変えても大きなガマンはいらないのが特徴的です。

ただ、考えたり、手続きをし直したりすることは、正直手間がかかりますよね。

 

それでも、効果は絶大です。

実行すれば、年間の貯蓄額は大きく変わってきます。

 

少しでも興味を持っていただけたら、次は実行してみてください。

まずは調べるだけでもかまいません。

 

行動しなければ何も変わりませんので・・・

固定費の見直しが終わったら、次はその他の支出にも注目してみましょう。

 

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大空みさき
はじめまして、大空みさきです。

「お金のことを知ることが、実は最強の投資術。」
ふつうの会社員だった私が、生命保険の値上がり宣告をきっかけにFPの資格を取って、たどり着いた結論です。

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